ANIMA MYSTICA BBS 過去LOG(2004年02月11日~2019年07月22日) - Part 10


□ 雑感記
□投稿者:AIN
□投稿日:2004/08/22(Sun) 00:01:39
□記事No. 115

時々、魔術を学びだした初心者はどんな本を読めばいいか?という質問を受けます。
その場合、まず私は「貴方はどんな”魔術”を学びたいですか?」という事を
先に聞きたいものです。

この場合の魔術って言葉はある意味、「学問」や科学と置き換えてみると
理解しやすいかもしれません。

小学生に「自分は科学を学びたいので参考書を教えてください」と聞かれたら、
どう答えれば良いでしょう?。科学の中には物理学もあれば化学もあるし、
天文学や医学などから果ては疑似科学までいろんな種類のものがあります。まずは、
その人がその中のどれに興味を持ち、目指したいのかをはっきりさせてから、その
方面の参考書などを教えてあげるのが妥当なところでしょう。

魔術の参考書を教えてくださいといった初心者に、参考書籍を薦めてあげるのも
これに似ているでしょうね。その初心者が魔術に対してどんなものを求めているのか、
まずはそれをはっきりさせてから参考書籍を教えてあげる方が良いと思います。
私たちが興味を持っているヘルメス学的、西欧神秘伝統的な魔術ならば、秋端さんの本や
国書の本、バトラーの本などを薦めると良いと思います。でも、魔術を”呪文を唱えて
悪魔を呼び出すもの”だ!、と思いこんでしまってる人にたいしてなら、そういった人に
はソロモン系の魔道書などを教えてあげるのが筋というものでしょうね。
ここで下手にそういった「悪魔を呼び出したい~」とか思ってる人達に真っ当な”魔術”に
興味を持って欲しいと「神秘のカバラ」を読んでください、とかいおうものなら、初心者が
それを読んでも「何これ?こんなの自分の目指しているものじゃない」で、魔術に興味を
無くしたり、全く記憶に残らず変な方向へ突っ走るのがオチでしょう。あげくの果てには
親切心で神秘のカバラを薦めてあげたとしても、変な本を読まされた!と世の中には、
こちらを詐欺師呼ばわりする人までいますから、報われません。


□ サイト移転のお知らせ
□投稿者:あるだー
□投稿日:2004/09/20(Mon) 16:54:18
□記事No. 116

 皆様、お久し振りです。

 実はPCが破損している間に、前のサイトを置いていたレンタルサーバーが突然(壊れた直後です!)レンタルサーバーの運営を停止しまして、流浪の民と化しておりました。友人の自宅鯖を借りて仮運営再会いたしましたので、恐れ入りますがまたURLの変更をお願いする次第であります。
 それでは、恐れ入りますがどうぞ宜しくお願いいたします。

ttp://tantramachine.mydns.jp/


□ おぉっ
□投稿者:AIN
□投稿日:2004/09/21(Tue) 05:17:29
□記事No. 117

あるだーさん、お久しぶりです。あとでまた、リンク更新しておきますねー。

この間の18、19と自分は東京行っていろんな人とオフってきました。
いや~、とても充実した&楽しい旅行でしたね~。ただ、最初の日は、
ほぼ完徹状態だったので結構、体に来てましたが(爆)。

最初の日は気の感じもよく理解できる方とオフ会いたしまして、
いろいろと見てもらいました。その方にも言われましたが、やっぱり、
昔やってた密教的な術の方が自分には合っているんですね~。ただ、
密教ではとにかく欠けてるものがある。そのために、現在の自分は
西洋魔術のシステムを中心に学んでるとも言えるでしょう。「力」の
密教的技法と「知」の西洋魔術のシステムをかけ合わせると、どうなるか?。
「愛」および慈悲については、観音様といろいろありまして今はとりあえず(<おぉっ、デムパや)。

その後の飲み会では存在論的なお話に。自分ってこういう議論好きなんですね~。
昔、自分もよく行っていました。ただ、こういう議論は「言葉」の意味と使用法を
知った上で組み立てていかないと、堂堂巡りになるだけの事。言葉というツールの使用法を
知り、どこまでが言葉で認識できるものであるかを理解したならば、次はさらに一段階
先へと進むという「方法」が神秘行にはあります。それこそが、各地の神秘行の伝統を
知っていき、それらの共通する軸を考えると見えてくるものです。昔、自分もこれに
関する事を西洋魔術のカバラのシステムに暗喩してHPに一文としてUPしたことがありました。
たしか、1999年にはUPしてたものですが、今は消しちゃってるので、今回、記念に
また再UPしてみます。興味のある方は読んでみてくださいな~。

ttp://homepage3.nifty.com/know-thyself/paper01.htm


□ 雑感記
□投稿者:AIN
□投稿日:2004/09/22(Wed) 04:59:30
□記事No. 118

この世のあらゆるものは根源の微細なる「もの」が集まり、形をなしたものとされます。
その根源の微細なる「もの」は様々な神秘行で「気」と呼ばれたり「波」や「振動」とも
呼ばれたりするものです。これらは、神秘行をはじめたばかりの人には、ただのエネルギー的
な抽象的なものとしてしか思われない事も多いですが、実際は、その微細なるもの一つ一つに、
この世界の全てを形作る情報と力が含まれているとされているのです。これを、神秘行では
暗喩して「一にして全、全にして一」と呼びます。しかし、その微細なるもの自体はあらゆる
性質と可能性を秘めながらも、まだその性質を表に出していない「種」の状態であるといわれます。

もちろん、人間もこの微細なるものが寄り集まって成り立っているものです。そして、この
人間を取り巻く微細なるものは、その作り上げている人間によって様々な影響を受け、その
人間が特にもつ感情や知性的な情報や性質による独自の方向性を持った「芽(あるいは力)」を
発現させます。要はその人の情報が、その微細なるものに記録されるわけですね。そして、
その人間を取り巻く微細なるものは、その独自の力をもって、その人の周りの様々なものに
影響を及ぼしながらも、やがて個体の死とともにそれらの力の還る世界、アカシックレコードや
象徴的な「月」の世界へと沈んでいきます。しかし、この記録された力は「消える」わけではなく、
そのまま、この世界を構成する微細なるものとして残っていくのです。

様々な実践的な神秘行では、この根源の微細なるものに含まれる、秘められた情報を理解する
ための行法が、秘儀へ至るための重要な方法として行われます。何故なら、有史からこの世界に
存在した全ての実践的な神秘行を行ってきた先人たちの「情報」と繋がるための方法がそこに
隠されているからです。現代的に言えば、まさに膨大な情報を持つインターネットと、そこに
繋がる端末(PC)的な関係ですね。

ちょっと話は変わりますが、以前、高藤氏の夢見の本で「寝ているときに青紫の光体と会って以来、
夢見の行法が飛躍的に進んだ」と書かれていましたが、この話が本当なら、この考え方で捉えると
理解できるかもしれません。先人の残した夢見の進んだ段階の意識の情報と繋がり、高藤氏の意識に
先人が到達した夢見の行法の意識が流れ込んできたのでしょう。

この微細なるものの情報を取り出すための方法を、このHPでは「意識化」の行法と呼んでいます。
この行法は本当に研究・実践して行くと、とても奥の深い段階へと至ることの出来うる行法です。
しかし、それとともに、とても危険度の高い行法ともいえるのです。もう一度、ネットの例を引き出して
言えば、ほとんど準備も出来てない段階の修行者が、下手をして、この世界を構成する膨大な情報のネットに
ダイレクトに繋がるハメになった場合、その人の意識が呑み込まれて消え去ってしまうのは理解できるでしょう。

しかし、この行法の簡単なものは様々な神秘行で公開されています。例えば仙道では、感気の行が
それですし、魔術ではバトラーが「オカルト入門」で書いてあるようなサイコメトリー的な技法
として修行を行います。しかし、魔術界では「世界魔術大百科」などの基本的な文献に書かれて
いるにも関わらず、意外とこのサイコメトリー的技法が重要視されていないことに驚かされます。
これらの公開されている行法を真摯に何年も行っていけば、学徒はやがてある種の意識の情報を扱う
「コツ」を身に付けることが出来るでしょう。

もし、この「コツ」を早く身に付けたいと思う場合は、そのコツを既に会得している人と一緒に修行
を行うと早く効果があがることが多いものです。これを解説すると先に書いたように、相手の意識の情報
が自分に流れ込んでくるため、相手の意識の達した段階に影響され、自分の行法も早く進むのです。

ただ、何度も言いますが、これはとても危険な行法でもあるのです。よく見られる例を書いてみると、
まず、この微細なるものの世界には様々な幻惑的な存在、神や精霊、魔といわれるもの(イメージ)が
蠢いています。これらは、ある意味では実在する存在とも言えますが、本質的にはこの世界を造り出した
ものが置いた幻であり、トラップ的なものともいえます。神秘行を行いはじめ、多少なりとも微細なるもの
の世界を覗けるようになった学徒は、よく、この存在に幻惑、魅了され、その世界に引きずり込まれ、
振り回されてしまうのです。こうやって書くと、これらの存在が悪いものであるかのように思われがち
ですが、しかし、これらの存在は(魔でさえも)、この世界を構成する上で確かに必要なものでもあるの
です。学徒にとって真に必要なのは、そういった存在を認め、その力を制御し、そしてそれらに振り回され
ない透徹した「眼」を持つ事でしょう。

そのためにも、学徒は、もし、こういった実践的な行法を行う師を求めるときは、よく考えた上で師を
選ぶことに細心の注意を払ってください。


□ 魔術的雑感
□投稿者:あるだー
□投稿日:2004/09/23(Thu) 00:43:39
□記事No. 119

 ホント久し振りなのは最近何もしてないからです。いやジム通ってますが。体脂肪が落ちつつあって嬉しいこの頃。

 魔術を捉える上での性差のお話成程なと頷けるものがありました。最近、魔術師諸氏のストイックな探求姿勢に『あーあー、小生みたいなへたれは飽きっぽいから付いていけないなー。もっと家庭を愉しまないと駄目なのに、どうしたらいいかわかんねーや。英語読むのめんどくさいし』とか思ってましたが、別にフツーのことだったんですね。ふむ。
 この辺のジェンダー差異は、魔術の思想やらアプローチにも関わってきますよね。個人的には仙道とかカバラみたいな男性優位社会から出たオカルト思想は上昇志向だなと思いますし、魔女術や神道のような母権社会ベースだと、横広がり的なアプローチだな、と思ったりもするのですが。(でも神道も神話自体は大陸の影響受けて男性優位っぽい感じもしますが)ずっとぼんやり温めていた考えではあったので、回答が出来たようで何となくすっきりです。

 人間矢張りどんなに脳で考えても、DNAには逆らえんのかと思ったりも。男性は女性の自己愛、即物思考を「だから女は高尚な思想は解らんのだ」で片付けたがるし、女子は「だから男は現実見てないのよ」ッ手思っちゃう訳で、そこら辺は「性差を如何に理解するか」とか「自己と他己が並立的に存在することの自覚」とかそういう問題かなと。いや、別にフェミニストじゃないです。男女同権主義なだけで。え。それってフェミですか?
 IMNの方ではあんまりそういうお話しはしないので、今度お会いした時にはじっくりそんなお話しもしてみたいです。生憎勉強不足なのが痛いですが~。

※ネットでゲイの方が精神分析の差別性に付いて熱く語ってる(むしろ攻撃してる)のを見てちょっと触発されてみたりとかしてこんな文章書いてるこの頃デスよー。

ttp://tantramachine.mydns.jp/


□ 誤字(-x-;)
□投稿者:あるだー
□投稿日:2004/09/23(Thu) 00:44:16
□記事No. 120

 家庭→過程でした。あほかい。

ttp://tantramachine.mydns.jp/


□ 根源の微細なるもの☆
□投稿者:S.H.A.C.
□投稿日:2004/10/02(Sat) 10:54:13
□記事No. 121

AINさん雑感記の内容は非常に深いので自分なりに沈思黙考しております。
根源の微細なる「もの」を感じ制御することが確かに大いなる基盤と思います。

○Arderさんには、いろいろと大変そうですが是非とも頑張って下さい。



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