MYSTICAL BBS過去LOG(1998年06月29日〜2000年03月14日) - Part 41


Kitty.

 書き込み日:10月2日(土)23時37分52秒

そうですか、マリオン・ジマー・ブラッドリーさんが、
お亡くなりになりましたか…。
ダーコーヴァ年代記の作者だよって言うと、SFファンの方も
おわかりになるかもしれませんね。
あたしは、「ファイアーブランド」を一巻だけ買ってきて、
読み終わると同時に、残りの巻を求めて書店に走ったもんです。
「アヴァロンの霧」は、そりゃもう舐めるように読みました。
魔女たちに取材したとかで、儀式等の表現には、力を入れてましたよね。

ブラッドリーさんが、公言はしてないものの魔女だってなことを
聞いたことがあるんですけど(^.^;


楠瀬 啓

 書き込み日:10月3日(日)05時46分41秒

Kittyさん、こんにちは。

ブラッドリーが魔女というのは、今でもまかり通っている間違いの1つです。
彼女は確かに80年代初頭に自分のことを「ペイガン(魔女ではなく、
あくまでもペイガンのほう)」と言ったことがあるそうですし、魔女の友達が
多いことでも知られています。しかし、それは一時的なものだったらしく、
すぐに「私はキリスト教徒だ。ペイガニズムへの興味は一時的なものだった」と
考えを変えています。彼女はペイガニズムやウイッカより、儀式魔術のほうに
興味があったらしいですよ。

これは日本ではほとんど知られていない話だと思いますが、
彼女、「アヴァロンの霧」を発表した後に、「ウイッカンは悪魔崇拝者だ」と
する3流ホラー小説「魔女の丘」も執筆して、かなり多くの魔女に非難されたと
いうこともありました。

ブラッドリーの小説に描かれたペイガン観は、歴史的なものに忠実というより
現代のウイッカ的なもの(「全ての女神は1つ」とか)なので、僕個人は
ちょっと違和感がありましたね。が、女神の意志やプリースティスの役割に
関しては、現代の神秘宗教的ペイガニズムの雰囲気を伝えていると思います。

ファンタジーとは違いますが、少し古いSFで、マーガレット・セント・クレア
の「アルタイルから来たイルカ」が面白かったです。絶版ですが、古本屋で
安く売ってます。著者は、実はガードナー派のハイ・プリースティスです。

話は全然違いますが、せっかく久しぶりに出したPPの資料、ほとんど誰も
申し込んでくれてません(涙)。誰か買って下さい(笑)。このままじゃ
今月の新刊も出せないよ〜


Kitty.

 書き込み日:10月4日(月)00時24分16秒

楠瀬さん、こんにちは(^_^)

>ブラッドリーが魔女というのは、今でもまかり通っている間違いの1つです。
そうなんですか。
転向したこととか、何か、事情があったんでしょうね。
バックランド氏なんかも、角のある神を崇拝していると言うだけで、
悪魔主義者と言う学者もいましたし。
ブラッドリーさんは、まぁ、でも、キリスト教文化からの視点で描かれた小説の多い中、
ペイガンな視点で、しかも女性が主人公のお話ってのには、新鮮でしたね〜。

マーガレット・セント・クレアさんのお話は、「どこからなりとも月にひとつの卵」を
読んだことがありましたが、その時は、好きなお話じゃなかったと思います。
だから、「アルタイルから〜」は読んでません…。
こんど、古本屋さんで探してみます。


 書き込み日:10月4日(月)14時27分58秒

こんにちは〜。久しぶりのカキコミです。
パスワードがいることすら、忘れていました。

ブラッドリー‥‥懐かしい。
って、ダーコーヴァ年代記しか読んだ事ないですが。
そっちのイメエジしかないので、ぴんとこなかったり。

では〜。


aleph

 書き込み日:10月5日(火)01時33分10秒

 うぅっ・・、なんだか私のついていけないところで話が盛り上がっていますね(;;)。
(実はアヴァロンの霧とかアルタイルから来たイルカとか、名前は聞いたことは
 あるけどまだ読んだこと無いの(爆))。こりは早速、今度、古本屋へ行って
 探してこなくては♪。そいえば、本といえば昔、教えてもらった「アルケミスト」、
 もうかなり前ですが文庫で読むことが出来ましたので遅まきながらご報告いたして
 おきます。

 私の場合、魔術師の書いたものといえば、J・H・ブレナンの書いたゲームブックに昔よく
 はまってた事を思いだします。アーサー王伝説をモチーフにしたものでシリーズ化もしてた
 ものですね。ゲームで死ぬたびに「また来たのか・・・まったく」とマーリンに文句言われるの
 が印象深かったっけ(笑)。あのゲームブックで遊んでいた当時は、ブレナンが実際の魔術関係
 の本を書いてるとは思わなかったな〜


aleph

 書き込み日:10月6日(水)23時53分42秒

 最近涼しくなってきたので、PSのDDR(今ごろ1ですけど)を
ハァハァいいながら毎晩遊んでいるこの頃(爆)。仕事がパソコン関係なので
運動不足になりやすいのですが、このゲームは良い運動になっています(^^)。
 遊ぶといえば昔はうちの猫ともよく遊んでいたのですが、最近はうちの猫も
大きくなってしまって私なんか相手にすらされなくなっちゃったりして・・・。
うぅっ、子供の頃はよく遊んでやったのによ〜(涙)。でも、そういえば魔術
やってる人で猫飼ってる人ってよく聞きますね。何故だろう?(^^)。

 それはさておき(笑)、楠瀬さん、私も以前言ったPP資料の申込遅れちゃっています(^^;。
これって最初は返信切手同封で資料の在庫とかをお尋ねすれば良いのですよね?。
この掲示板を見てる他の方にも興味持たれてる方がいるでしょうし、詳しい問い合わせや
申込方法を教えてもらえないでしょうか?。是非よろしくお願いしますm(_ _)m


楠瀬 啓

 書き込み日:10月7日(木)03時24分36秒

alephさん、こんばんは。
PPのことですか?じゃ、せっかくですから(?)、簡単に資料の在庫などを
紹介させて下さい。

「ペイガニズム・ガイドブック」楠瀬啓著 1000円
「世界のペイガニズム」アンソロジー 1000円
「ウイッチクラフトQ&A」L.A.ハッシー著 200円
「キャンプサイト・カヴン資料集」キャンプサイト・カヴン編 400円
「魔女のハロウィーン」A.オーギーア著 200円
「魔法と女神:北欧の物語」S.イアーウィング著 400円
「自然の精霊の魔術」L.コーネット著 200円
「魔女だった祖母」アリエンウェン著 300円
「英国のシャーマニズム」C.マシューズ著 200円
「ドルイドの歴史」D.ハンセン著 300円
「魔女の講義録」J.ペンゲリー著 400円
「ペイガンのクリスマス」O.レイヴンハート著 500円

(定価は全て送料込み)

一応PPの資料は、日本版での発行許可を取っています(というか、PPの資料の
著者は僕の個人的な友人が多かったりして・・・)。

申し込みは、郵便局の定額小為替(無記名)を下記住所に送るだけです。これは
事務をやって下さってる方の住所ですので、念のため。

771-1151 徳島市応神町古川字東107−8 七條方 THE PAGAN PROJECT

現在、新しい資料「ペイガン・パス(楠瀬啓著)」「ソロ・ペイガンのための
儀式集(楠瀬啓著)」「ペイガニズムの未来(アンソロジー)」を制作中
ですが、あんまり進んでません(汗)。いつ出るんだか・・・。

話は違いますが、ペイガンとペイガン志願者のためだけに限定した、ペイガンの
掲示板を作ろうかな・・・なんて思ってますが・・・。あんまり人がいそうに
ありませんね。興味があるペイガン・ペイガン志願者の方、いますか?


Kitty.

 書き込み日:10月9日(土)00時21分52秒

楠瀬さん>
ペイガンの掲示板に参加しますよ〜。
開設期待しております。

alephさんが、前に言っていた「Secrets of a Golden Dawn Temple」って、
「Creating Magical Tools:The Magician’s Craft」ってなタイトルで
再版するみたいですね。
384ppなんで、ページ数だけみるとボリュームダウンしてる感じですね。
推敲してるとも言えるんでしょうけど(笑)


セイル

 書き込み日:10月10日(日)02時09分13秒

 はじめまして、みなさま。I∴O∴S∴のLINKからたどってちょっと立ち寄りました。今日はこれで2時間のアクセスなので、またしばらくしてから出直してきます。ここのサイトもなにやら楽しそうなのでちょくちょくお邪魔いたします。では。

                            セイル/or N.T.


セイル

 書き込み日:10月10日(日)02時14分31秒

お久しぶりです、楠瀬さん。昔新宿に住んでて現在世田谷在住の(こう書かないと誰だかわかんないかも?(^^;)セイルです。
 ところで、最近、私の友人がペイガニズムに興味を持ち始めたのですが、ご存知のとおり、私は西洋魔術一辺倒なので、どんな本を薦めればいいのかわかりません。ちなみに、彼はGD系からの乗り換え派です。もしもなにか良い日本語の本などありましたら教えてください。では。


楠瀬 啓

 書き込み日:10月10日(日)23時47分18秒

セイルさん、本当にお久しぶりですね(笑)
ペイガン系の本ですか?どの種類のペイガニズムに興味あるかにもよりますね。
日本では、実践書となると、ウイッカとシャーマニズムしか出てません。
思想書(?)にしても、ほとんどウイッカばっかりです。ということで、PPの
「ペイガニズム・ガイドブック」を読んで(宣伝)、どの流派に興味があるかを
自分で調べることから始めるのがいいのではないでしょうか。どちらにしても、
本格的にやるなら、英語が読めないと・・・というところです。

話は変わりますが、今度は、マイケル・ハーナー(ネオ・シャーマニズムの
大御所)が脳溢血で倒れたそうです。かなりひどい状態だったとか。今月は、
あちこちの大物が倒れますね。ハーナーは、まだ死にませんように・・・。


セイル

 書き込み日:10月11日(月)00時20分37秒

Care et 楠瀬さん
 本の紹介ありがとう。ところで、彼は英語はほとんど読めません。私もそんなに得意ではないけれど、やはり、読めないとつらいですね。
 それから、ハーナーさんも倒れたんですか。なんだか、近頃みんなやばくなってますね。でも、お歳を召した方が多いので仕方ないとは思いますが。問題は後進の人達がもっと元気になることじゃないかな?彼らが安心して肩の荷を下ろすためにも、後に続く者がもっとがんばらないと。それが後進の者たちの彼らに対する恩返しでしょう、きっと。



上位ページに戻る