ボレアイン館が山の中にある事は前から触れていましたが、実はここには大きな問題があったのです。山の中とはいえ、ボレアイン館までは公共のアスファルトの道路が通っているんです。ええ、通ってはいるのですが、その道の幅が150cmしか無いんです。しかも、両側がご近所さんの家の塀とかで覆われているので、少しでもはみ出るとアウト。
この150cmという幅。一応、現在、市販されている軽4なら通れなくはないはずなんですが(2017年現在、軽4の車幅の規格は148cmまでになっている)、いやらしい事に、道路が途中で折れ曲がっているので、ぎりぎりの幅になる現行の軽4で通るのは至難のわざだったりします(苦笑)
まぁ、道が狭いというこの事が、ボレアイン館が格安で買うことが出来たという大きな一つの理由だったりするんですが(つまり、他の人が買おうと思うような物件ではなかったという事だったり(苦笑))。
ただ、自分がそれまで乗っていたのは普通車で、その車幅は約170cm。完全に無理です。運転席側を基準に無理やり通れば、左側が削り取られて、運転席から左を向くと、とても見晴しの良い車が出来上がります(爆)。
そこで、自分が考えたのが、20年位前の軽4の規格なら車幅が約140cmまでだったので、その頃の軽4を買おうと。ついでに、自分は以前から四駆に興味を持っていたので、この際だから軽4の四駆の代表格であるジムニーを買おうという事でした。
メインの車が壊れたら通勤も日常の買い物も出来なくなるから、サブの車が欲しいのよ~とか何とか、かみさんを説得して(誤魔化して?)手に入れたのが下のジムニーJA22です!。
スペックは入手した時点で約20年落ち。一応完動品でエアコンもちゃんとつくけど保証はもちろんなし。3速AT。走行距離7万キロ半ば。走行距離は、この年式にしては少ない方だったのですが、前の方が結構荒く乗ってたのでしょう。あちこちに傷&内装もタバコの匂いがプンプンと(苦笑)。バンパーが外されてガードがついていましたが、ほぼノーマル状態。
でもまぁまぁ、お安い値段だったので、こんなもんかいな、と購入を決断したのでした。ちなみに、これを買った頃はあまりジムニーに詳しくなかったので知らなかったのですが、この時代のジムニーだと、JA11の方が圧倒的に人気があるみたいですね。エンジンもこなれてるF6Aで、なおかつ、サスもリーフで本格クロカンに強い。よく売れてるので後からの交換パーツも豊富。
逆にJA22は、エンジンがこの頃としては、まだ新しいK6Aを積んだために故障続出。しかも、サスがコイルサスなので、本格クロカンは難しいとのこと。何か、後から見るとJA22は良くない情報が多かったのですが、まぁ、自分的には現在、クロカンにはあまり興味がない、かつ、目的が通常道路を通ってボレアイン館への往復&メインの車が壊れた時のサブマシンとして考えているので、自分はこの車で十分かな~、と思っています。
せっかく買ったので、壊れるまで末永く乗りたいな~と思っています(壊れたらJA11に移るかも♪(<ヲイ))
何はともあれ、今までボレアイン館へ行くには、一度、ボレアイン館のある山のふもとに自動車をおいて、そこから山道を歩いてっていたのですが、こいつを手に入れてからは、これに乗って家からボレアイン館の玄関まで、ドアtoドアで行けるようになったので、かなり楽になりました。
しかし、浮かれるのは禁物。これは別の苦労の幕開けでもあったのでした。。。