IMN的生命の樹の実践学習

紹介

古来より、霊的な感受性の強いもの達は、この世界には目に見えないながらも、確かに世界に満ち渡り様々なものに影響を及ぼす、何らかの「力」があるという事を感じて生きてきた。その力は、「星の力」「物質の意識」「精霊」など様々な質や呼ばれ方のものがある。その中でも特に生きとし生けるものの中に流れる、何らかの活力、生命を動かす力、生命秘力といえるものは「プラーナ」「エーテル」「気」「アゾート」「生体磁気」「マナ」などと呼ばれ重要視された。

GD伝統を研究する学徒の中で、その生命秘力の価値に気づき、制御する方法を「中央の柱」と呼ばれる実践学習法として構築したのが、I・リガルディーやW・E・バトラーだとされている。そして現在、「中央の柱」は、GD伝統の実践学習の代表的なものになっている。このページでは、その「中央の柱」をさらに発展させ、名称も「生命の樹の実践学習法」として呼ぶことにした、IMNの実践学習の中心となる学習法を紹介していこう。

目的

基本的に、IMNの生命の樹の実践学習法には大きく分けて2通りの目的がある。一つは生命秘力を活発にし、光として視覚化し自在に周行させるなどの制御技法修得的を目的とするもの。もう一つはオーラ上に象徴としての生命の樹を根づかせる事により、意識から象徴としての生命の樹の様々な力流を取り出し、意識を変化させていく、象徴による意識変化制御の修得を目的とするものである。学徒はこれらによって、生命秘力を意志と想像力と象徴により制御し、意識に強い活力と変化の力をもたらすのだ。

学習の進め方

実践学習の進め方について、ここで簡単な説明をしておこう。まず、最初にこの学習法を行なう前には、必ず「呼吸法」「リラックス法」などの基本的な実践学習法を丁寧に学習しておくことである。それらがある程度進歩したのを自分で納得出来た上で、この学習法に取り掛かる。

まずは、体に中央の柱のセフィラを光の球として意識、オーラ内に構築していく事になる。中央の柱上の光球の視覚化を済ませたならば、次は側柱の光球の形成の視覚化を行ない、生命の樹の全セフィラの形成を済ませよう。

それが終わったら、次の段階の「光の周行」の練習に入る。光の周行には「光の回流」や「光の螺旋」などの技法があり、ここで秘力、特に光や生命力としてのオーラを制御する方法を学ぶ事になる。

「光の周行」を終えたら、オーラ上の生命の樹の各セフィラの象徴づけに入ろう。象徴づけが終わったら、今度はその象徴づけによって得られた様々な質の力流を使って「光の周行」を行なっていく。ここまでで基礎練習を一通り終えたことになるだろう。

基礎段階を一通り終えたなら、この学習法のさらなる発展段階として、物品の聖別や自己治癒、自分自身の意識を制御する事による願望実現法、セフィロトに配される天使団の召喚、パスワーキングなどの実践学習法がある。


1 実践学習をはじめるにあたっての、細かい注意点の説明
2 中央の柱(中央の柱形成)
3 側柱形成(側柱形成)
4 光の周行
5 セフィロト瞑想


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