アレイスター・クロウリー(Aleister Crowley)伝

(写真は”https://en.wikipedia.org/wiki/Aleister_Crowley”より)

Aleister Crowley(訳す人によって、アリースターやクラウリー、クローリーなど色々読み方があるが、このページでは基本的にアレイスター・クロウリー。以後、クロウリーと呼ぶ)。彼は「黄金の夜明け団(以後、GD)で「霊的意識」を制御する「魔術」を学び、それを発展させた彼流の「魔術(Magick)」の研究、及び、そこから導き出された「セレマの思想」の布教に生涯を捧げた人物である。

クロウリーについては当サイトでも、その「魔術」に関して、後に様々に紹介・研究していくつもりである。しかし、サイト作者的には彼については、その魔術思想や理論よりも、まずは彼自身の人生と、その人となりを学徒に知っていただくべきであろうと思っている。それはクロウリーほど、GDの流れを汲む魔術師の中でも毀誉褒貶の激しい人物はいないからである。

彼はこれまで、「新時代の預言者」と救世主的に持ち上げられることもあれば、「黒魔術師」「食人鬼」「世界最大悪人」と、とことん蔑まれたこともあった。学徒には、クロウリーという人物が何故、こういった両極端な評価をされるのか。それを、当サイト的に彼の人生を追っていく事によって、少しでも理解しておいてもらいたい。場合によっては、彼の生き方をどうしても受け入れられない方も出来るかも知れない。それでも学徒には、クロウリーについては、その人物的な内容を前もって知っておいてほしい。その上で、このサイトでこれから紹介していく彼の魔術思想や理論についても学習するかどうかを考えておいてほしいのだ。


誕生からGD団入団まで
GD団時代
世界旅行から「法の書」伝授まで
メイザースとの魔術戦からA∴A∴設立。ノイバーグとの出会いまで
ノイバーグとの作業。「霊視と幻聴」からジョーンズの裁判まで
「第四の書」執筆からOTOイギリス支部設立まで
パリ作業。ノイバーグとの別れからアメリカ時代まで
セレマの僧院設立から僧院崩壊まで
弟子達の動向から息子誕生まで
世界大戦から晩年まで
当サイト的まとめ


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