仙道修行記-いろんなものの気を感じる

前の段階で、単純に手に気を感じる事は出来たので、次は本に載っているとおりに、いろんなものの気を感じていく段階に移ります。

気の長さ・大きさを感じる

私の場合、いろんなものから出ている気を感じる修行は、2つの段階を経る事になりました。まずは、ものから出ている気の長さ・大きさを感じる段階。そして次に、ものから出ている気の質を感じる段階です。ここでは、最初の気の長さ・大きさを感じる修行の体験を記していきましょう。

この修行をするにあたって、私はどうせならオカルトっぽいものを感気の対象にした方が雰囲気が出て良いかな?と思い、持っていた学研ムーの付録のポスターや護符を、いろいろ押入から引っ張り出してきました。

準備は万端。本には手をこすり、気感を出しながら手をかざして、その時の手に感じる気を捉えろと書いているので、そのとおりにします。手に気の感じを出しながら、ポスターや護符に手をかざしました。まずは、だいたい2〜3センチの近いところに手を置いたのですが、しかし、手の気感はあんまり変わりません。

そこで、手を離したり近づけたりします。すると、ある一定の距離のところで、護符からでている、ふわーっとした感じが途切れているところを見つけます。本にはこの感じが途切れるところは、ちょうどオーラが途切れるところだと書いています。

私は、仙道をはじめる前に神秘行の修行でオーラを見れるようになっていたので、改めて護符をオーラ視してみると、たしかに気の感じが途切れるところで、オーラも途切れていたのでした。

なるほど本に書いてあるとおりだな・・・、と、これに自信を深めた私は、用意した他のポスターや護符にも手をかざして、やはりオーラが途切れるところで、気の感じも途切れることを確認しました。そして、その後はムーの付録に限らず、日常でも目についた面白そうなものに手をかざしていってみました。

様々なものの気の感じ方

その経験から自分なりに解ったこととしては、まず、ポスターなどの形の大きいものは、小さい護符などに比べて全体から出ている気の距離も長いことが多いようでした。この理論で考えると、仏教でよく大きい仏像を作ったりしますが、それも仏像を大きくすることによって、そこから出る気を強くし御利益も大きなものにしようという、昔の人の「気」にたいする直観的なアイデアといえるかもしれません。

また、ポスターに人物や何か、目立つ物が書かれているときは、そこだけが気の距離が飛び出して強くなっていることが多いものでした。TVから出ている気に手をかざした場合は、そのTVに写る絵が変化することによって、TVから出ている気の長さも変化したりするのです。

また、護符などは、その書かれている模様によって、かなり気の長さも違っていますし、ある神秘行の方法によってその護符にエネルギーを注入した場合、気の長さもそれによって、確かに変わるのを確認しました。エネルギー注入の実験で面白かったのは、体調が良い日にそれを行うのと、体調が悪いときに行うのとでは、気の長さが違うことが多いということでした。

漫画本などに手をかざした場合は、その漫画の人気度によって、本から出ている気の長さも違うようです。面白いのは、その漫画がアニメになってTVで放映されている時、本に手をかざすのと、TVで放映が終わった後、手をかざすのでは、気の長さが極端に違ったりすることも感じました。

他にもラジカセから出ている音の気を感じたり、野外へ出て、太陽や月、星の気、山や森、空の気、建物やビルの気や、道や広場の気、神社、仏閣、などの様々な気を感じる修行をしましたが、それは長くなるので、ここでは割愛します。


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