アビエグヌス<西洋神秘伝統、GD系伝統魔術用語集>
(Abiegnus)
「秘儀参入の神聖なる山」を示す。その頂上は天界にまで達し、周囲を闇と無音に包まれ、畏れ多き光によりて戴冠せる、世界の中心にある神の山である。
薔薇十字の伝統では、この山の<地>の中心にある洞窟の墓所にC.R.C.が眠るとされ、GDの内陣におけるヴォールト(墓所)は、それを象徴しているとされる。
その言葉の由来はラテン語的には「モミの木に覆われた山」を意味するとされる。GDではアビ・アグヌスとして「父の子羊」、そして幾つかの音位変換を用いて、「父の子羊の山、そしてわれらの民族の力」「IAO、IHShVH」を意味するとされる。
叡智の蛇の螺旋道を通る事によりのみ、この山を登る事が出来る。
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