教育コースの学習の内容と方法について

仮入会が決定すると、学徒はAMATEAの仮入会会員という形になり、教育コースを受講してもらうこととなる。ここからは教育コースの学習の内容と方法について説明しよう。

学習支援システムMFAMへのログイン

まず最初に学徒には、MFAMにログインして、学徒の現段階の学習文書を確認してもらうこととなる。仮入会したばかりであれば、LEVEL00のSTEP001が表示されているであろう。

先にも述べたが学習用文書は、理論編と実践編の2種類で構成されている。どちらにも、STEP毎の学習の内容と課題の指示がある。それらの文書にそって学習を行うこと。

理論編と実践編

理論編と実践編のSTEP段階については揃えて学習を進む必要はない。理論編の学習についてはSTEP毎の必要なテストと課題を提出し教育担当のOKが出れば、学習を先へと進めれる。早ければ1日で数STEPを修了する学徒もいるだろう。(教育担当がすぐにMFAMの処理ができる場合だが)。

それに対して、実践編は基本的にはSTEP毎の実践学習を指示された期間か、指示された結果が出るまで続けてもらう事になるので、日数がかかる事が多いだろう。

また、STEPに関しては順番は厳密に決まっているものではない。基本的には若い方から順番に学習を実施してもらうが、教育担当の判断によって先の方のSTEPから学習してもらったり、そのSTEPの学習を不要と判断する場合もある。

逆に必要と判断したなら、新たにSTEPを追加して学徒に学習を行ってもらう事もあるだろう。

実践編の学習記録について

実践編の学習を行っている間は学徒には各自で学習記録をつけてもらう。

この実践学習の記録については、日付と時間(何時何分から何時何分まで。おおよその時間で結構である)。場所(自分の部屋とか、浴室とか、職場とか等)。心身の体調(良好、風邪、頭痛など)。何を学習したか(四拍呼吸、リラックス法など)。学習の経緯、結果(特に問題なしとか、邪魔が入ったので中断、光が流れにくかったとか)。結果(力が満ちる感じがした、気分が悪くなった等)、感想(明日も、実験的な方法を続けてみよう)などを記してもらう。

それに出来れば、その日の天気。気温、湿度。月の位相などもあれば良いだろう。

気をつけておいてほしいのは、ここで提出を必要としているのは、実践学習の記録であり、日記では無いことである。そのため、何も実践学習が出来なかった日は、何も記さずとも良い。

後に注意事項でも述べるが、この教育コースにおいては、学徒には神秘行よりも”日常”の生活をより重視するように指示している。日々の生活が忙しい場合は、そちらを優先するように心がけること。

また、日記は不要と記したが、もちろん、日々の日記の一部分として、実践学習の記録をつけても良い。その場合は、学習記録の部分だけを抜き出して教育担当に送るか、日記丸ごと送るかは、各自で判断してほしい。

実践学習記録の媒体に関しては、紙のノートでもPCにテキスト入力形式でも構わない。実際、普段において記録を行う場合は、B5(orA4)のノートやルーズリーフの方が便利が良いことが多いと思う。自分も昔はよくB5のノートに日記や作業記録、夢日記をつけていた。

ノートの便利なところは、何か実践学習に関してビジュアル的な閃きを得たときに、それをそのまま書き記せる事だろう。ただ、この教育コースではインターネットを使って指導を行うので、記録は最終的に電子ファイルで提出してもらう必要があるので、そのままPCに記録する習慣をつける方が効率は良いだろう。

紙のノートに書く学徒は、改めてPCのテキストに書き起こすか、スキャナで取り込む、あるいは最近であれば、携帯やスマホ、デジカメなどで画像ファイルとして取り込んだもので教育担当に送ってもいいだろう。

その際は、教育担当に内容が解るくらいの解像度のものを送ること。ファイル形式は圧縮形式(一般的にはjpg)が良いだろう。この辺は必要ならば、学習前に最初に教育担当と調整しておいてほしい。

いずれにしても最終的にはPCデータとした学習記録を作成して、教育担当へMFAMで送ってもらうようになる。教育担当へ送ったデータは各自、バックアップを取っておくこと。後々必要になることもあるかもしれない。PCのデータは消えやすい事を肝に命じておいてほしい。

学習内容の質問について

教育コースにおいて、学徒は学習を進めていく際に、そのSTEPの内容について、教育担当にMFAMのDMなどで質問をする事が出来る。但し、その際は、質問をする前に出来る限り、学徒自身でも質問内容について調べた上で質問をするようにしてほしい。

現在は、インターネットを使えば、かなりの段階まで調べることが出来るだろう。また、身近に図書館などがあれば、最近はそちらで質問に関する資料が載っていそうな本を取り寄せるなども出来ると思う。

教育担当に質問メールをする際は、事前にこれらの努力をした上で、それらの経緯をDMに書き、教育担当にDMするようにしてほしい。そういった努力をしていることがわかる学徒には、教育担当も、出来る限り、質問についてアドバイスをしていく事にしている。

しかし、教育担当にも解らないことはたくさん出てくると思う。答えられないことについては、答えられない旨の返信をする事になるので了承してほしい。その際でも、教育担当として何か、ヒントとなりそうな事柄を知っている場合は、その辺りも返事に書いておこうと思う。

出来る限り、学徒の学習の助けになろうとは心がけていこうとは思うが、しかし、教育コースに関わる事柄について、教育担当も全てを理解している訳ではない。教育コースでは、教育担当も学徒と一緒に学習をしていくようなものだとも、捉えておいていただければ幸いだ。

また、教育担当は、現在、普通の社会的な業務や日常的な用事をこなしつつ、教育コースを運営している。その為、もし、教育担当が業務や日常などで忙しいときは返信が遅れる事もあるので、その点についても了承してほしい。

本入会以降の学習予定

以上のような学習を経てLEVEL0を修了し、本入会された学徒にはLEVEL1以降の学習を行ってもらう。ここでは、その内容についても簡単に紹介させてもらおう。

まずLEVEL1については、AM統合神秘行の基本的な知識と実践学習を学習してもらう。実践学習の内容は具体的には、基本的な象徴についての統合瞑想。気の制御の学習。生命の樹の行法。光体の基本的な実践学習となる。

以後のLEVELの予定としては、LEVEL2は錬金段階として学徒には四大元素に絡めた段階的な学習を行ってもらう。黄金の夜明け団の教義内容について知っている学徒ならば気づかれたかもしれないが、このLEVEL構成は黄金の夜明け団の位階構成を模している。LEVEL0がプロベイショナー段階。LEVEL1がニオファイト段階。LEVEL2は外陣の段階となるのだ。

LEVEL3は神秘行の特に術的技法について実践的な基礎を学んでもらう。この段階はポータルの段階である。LEVEL4は術的技法の様々な展開法・応用法を実践学習してもらう。そして、LEVEL5は各自の興味を持つ分野に関して特化した研究を行ってもらうこととなる。


次へ
上位ページへ戻る