フローレンス・ファー


Florence Farr(以下、ファー)は、1860年生まれ。当時の代表的な舞台女優として名を売り、その芸術的才能から秘教方面では儀式の演出などに特に才能を発揮したとされている。また、バーナード・ショウの愛人としても浮き名を流す。基本的に彼女は女優にありがちな、細かい実務を嫌いとした、奔放な女性だった模様である。

ファーのGD団入団からの略歴

1890年、GD団に入団。

1897年、ウェストコットの退団と共に、「英国の首領達人」の地位に就く。この頃から、秘密の組織「スフィア」グループを率い出す。

1900年、メイザースによって、首領達人の地位から外される。同年、メイザースを追放して、GD団議長の座に返り咲く。同年、クロウリーに訴えられる。

同年、ホーニマンと、それまでのファーのGD団の事務作業の怠慢や、秘密の組織「スフィア」の事で、大喧嘩。

1901年、ホロス事件とともに、GD団を退団。晩年は東洋思想に傾倒しながら、セイロンで過ごしていた模様である。

1917年、死去。


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