LEVEL0理論編ー種子文書


西欧神秘伝統の構成要素について
ユング心理学について
占星術について
古代の四大について
古代の四大について2
ユング心理学について2
ユング心理学について3
古代の四大について3
四大の精霊について
錬金術について
古代の七惑星について
新惑星について
黄道十二宮について
月節について
古代の七惑星について2
瞑想について
秘教的象徴について
姿勢について
ヨガについて
カバラについて
秘教的照応について
カバラの学習内容について
瞑想について2
生命の樹について
黄道十二宮について2
生命の樹について2
黄道十二宮について3
聖書について
ヘブライ文字について
生命の樹について3
霊的存在について
生命の樹について4
ユング心理学について4
生命の樹について5
「主」及び「キリスト」という存在のAM統合神秘行的捉え方について
生命の樹について6
ヘブライ文字について2
聖なる言葉と、その振動について
「YHVH」について
タロット・カードについて
ユング心理学について5
タロットについて2
薔薇十字団について
タロットについて3
ユング心理学について6
占星術について2
秘教的色彩論


西欧神秘伝統の構成要素について

西欧の精神文化の二大潮流(ヘレニズムとヘブライズム)

AM統合神秘行は西欧の霊的伝統、特にGD系の伝統をベースに構成されている。霊的伝統はその社会の精神文化の大きな影響を受けて成り立つが、西欧の精神文化の奥底には、大きく分けて下記の2つの潮流が流れている。学徒は各自で簡単にでも調べてみること。

「ヘレニズム」
「ヘブライズム」

西欧神秘伝統の3つの秘儀体系(占星術、錬金術、カバラ)

西欧の霊的伝統は、その内に次の3つの大きな秘儀体系を持っている。その為、AM統合神秘行でも、これらの秘儀体系について学習していくことになる。学徒は各自で簡単にでも調べてみること。

「占星術」
「錬金術」
「カバラ」

ユング心理学について

AM統合神秘行を学習しようと思うものにとっては、その基礎的な知識としてユング心理学についての学習が欠かせないものとなる。学徒は各自で簡単にでも調べてみること。

占星術について

占星術とは、惑星の動きを元にした占術である。学徒は各自で簡単にでも調べてみること。

古代の四大について

西欧秘教伝統では古来より、この世界を構成しているものが4つに分けられると伝えられてきた。それが「地」「風」「水」「火」である。学徒は以上を記憶して、各自で簡単にでも調べてみること。

古代の四大について2

「区分」について

四大の元素は、その性質により「区分」される。学徒は下記の区分を記憶して、各自で簡単にでも調べてみること。
地=冷にして乾
風=熱にして湿
水=冷にして湿
火=熱にして乾

四大のイメージと性質について

四大は、その各元素に応じたイメージ、性質群がある。学徒は各自で簡単にでも調べてみること。

ユング心理学について2

2つの傾向

ユングの心理学では、人間の心理的傾向を下記の2つに分ける。学徒は以下を記憶して、各自で簡単にでも調べてみること。
外向型=外界の情報を重視するタイプ
内向型=自分自身がどう思うかを重視するタイプ

4つの機能

次に、ユングの心理学では人間の心の機能は四つに分ける事が出来るとした。それが下記である。学徒は以下を記憶して、各自で簡単にでも調べてみること。
思考=ものごとを思考してから処理する
感情=ものごとを自分の価値判断を元に処理する
直観=ものごとを直接理解を元に処理する
感覚=ものごとを五感の感覚を元に処理する

ユング心理学について3

ユングの心理学では人間の意識を段階的構造として捉えた。それが下記である。学徒は以下を記憶して、各自で簡単にでも調べてみること。
・普段の意識である「顕在意識」
・顕在意識の奥にあって、その人が今まで生きて得てきた情報を、全て蓄えておいている「無意識(潜在意識)」
・無意識のさらに奥にあって、人々が共通として持っている意識とされる「集合的無意識」

古代の四大について3

四大の記号=象徴について

前のSTEPで学習した四大の各元素には象徴的記号というものがある。それが下記である。学徒は以下を記憶して、各自で簡単にでも調べてみること。







「霊」の元素について

神秘伝統では、四大の元素を構成する、根本的なもう一つの霊的要素があるとしている。それを西欧の伝統では、「霊」あるいは「空」、「精霊」と呼ぶ。また、下がその記号である。学徒は以下を記憶して、各自で簡単にでも調べてみること。

四大の精霊について

「四大」の元素には対応する精霊、キャラクター的なイメージがある。それが下記である。学徒は以下を記憶して、各自で簡単にでも調べてみること。
・地は小人の姿をしたグノームと呼ばれる精霊
・風は妖精の姿をしたシルフと呼ばれる精霊
・水は人魚の姿をしたウンディーネと呼ばれる精霊
・火は蜥蜴か山椒魚の姿をしたサラマンダーと呼ばれる精霊

錬金術について

錬金術とは、一般的には古代から伝わる様々な金属の加工技術を元に、卑金属から黄金、あるいは万能の薬を生み出そうとした詐欺、あるいは不可能な術として知られる。しかし、神秘伝統では、人間や自然の様々なものを「黄金に象徴」される、「神の状態」へと高める秘密を伝える学問であったともされるのだ。学徒は各自で簡単にでも調べてみること。

古代の七惑星について

西欧神秘伝統には惑星として古代から伝わるものに下記の7つがある。また、各惑星には象徴がある。学徒は以下を記憶して、各自で簡単にでも調べてみること。
・月

・水星

・金星

・太陽

・火星

・木星

・土星

新惑星について

近代になり天体観測機器が発達し、土星の外にある3つの惑星が発見された。下記にその惑星の名前と象徴を記しておく。学徒は以下を記憶して、各自で簡単にでも調べてみること。
・天王星

・海王星

・冥王星

黄道十二宮について

太陽は天球を1年かけて回っていく。この天空の太陽の通り道を黄道という。ちなみに、これと似た考え方で月の通り道を白道と呼ぶ。黄道は、天球360度に渡っているが、それは30度ずつ分割され、十二の「宮」という領域が作られた。それが黄道十二宮である。

黄道十二宮は歴史や土地の違いに伴い、様々な考え方が生まれたが、現在の西欧の神秘伝統で主に用いられているものはギリシャ・ローマ神話による星座に対応した下記となる。また、その各宮には惑星同様、象徴がある。学徒は以下を記憶して、各自で簡単にでも調べてみること。

白羊宮

金牛宮

双児宮

巨蟹宮

獅子宮

処女宮

天秤宮

天蝎宮

人馬宮

磨羯宮

宝瓶宮

双魚宮

月節について

占星術では白道と黄道の交わる2つの点を特別な位置として次のように呼ぶ。「竜の頭」(ドラゴンヘッド:Dragon’s head、ラテン語でカプト・ドラコニス:Caput Draconis)、「竜の尾」(ドラゴンテール:Dragon’s tale、ラテン語でカウダ・ドラコニス:Cauda Draconis)。下の図の上がカプト、下がカウダのシンボルとなる。学徒は以下を記憶して、各自で簡単にでも調べてみること。
カプト・ドラコニス

カウダ・ドラコニス

古代の七惑星について2

七惑星のイメージと性質について

七惑星も四大と同様に、その各惑星に応じたイメージ、性質群がある。学徒は各自で簡単にでも調べてみること。

瞑想について

「瞑想」。これは、様々な神秘行において、共通して重要な実践学習法となるものである。学徒は各自で簡単にでも調べてみること。

秘教的象徴について

象徴(シンボル)とは、簡単に言えば、あるものを別のものによって示す方法である。神秘行においては、秘教的な意味を与えられた象徴は、意識を制御する鍵となる。学徒は各自で簡単にでも調べてみること。

姿勢について

実践学習には様々なものがあるが、その実践に際して共通して重用視される”体の姿勢”というものがある。それが下記の7つとなる。学徒は以下を記憶して、各自で簡単にでも調べて実践してみること。

・「神の座位」これは、椅子に座り背をまっすぐにする。手は軽く握って、両腿の上に乗せる。足も軽くそろえて足の裏は地面につける。そして、少し、顎を引き気味に前を見る姿勢である。
・「神の立位」。これは簡単に言えば「気をつけ」の姿勢である。
・「祈りの姿勢」。これは、立位から膝を折り曲げて、地面に膝を付ける。その名の通り神に対する祈りを行う姿勢である。
・「臥位」、端的に言えば床に寝た姿勢である。
・「胡座」、いわゆる「あぐら」である。
・「半跏趺坐」、あぐらの姿勢から、右足首を左足の腿の下に置き、左の足首を右側の足の腿の上に乗せる、あるいはその逆の方法である。
・「結跏趺坐」あるいは「蓮華座」と呼ばれる座位。方法としては、右足の足首を左腿の上に乗せ、左の足首も右腿の上に乗せる。あるいは、その逆を取る。

ヨガについて

「ヨガ」あるいは「ヨーガ」とは、古代インドに生まれた重要な神秘行体系の一つである。学徒は各自で簡単にでも調べてみること。

カバラについて

AM統合神秘行の学習においては、西洋の秘教伝統が大きな割合を占めることになる。そして、その西洋の秘教伝統の中でも、ユダヤ教に端を発した「カバラ」という教義、そこから生まれた「生命の樹」に関する概念を足がかりに学習を進めていくことになる。学徒は各自で簡単にでも調べてみること。

秘教的照応について

「照応」。一般的には「互いに関連しあってる事」と定義されるものである。秘教的な考えでは、この照応とは意識を制御する技法の鍵となる、とても重要な要素となるのだ。学徒は各自で簡単にでも調べてみること。

カバラの学習内容について

カバラの学習内容は下記の4種に大きく分類される。学徒は以下を記憶して、各自で簡単にでも調べてみること。

・実践的カバラ
・文字で表されたカバラ
・教義的カバラ
・書かれざるカバラ。

瞑想について2

瞑想を実践する際には、学徒各自にとっての快適な環境や、実践しやすい方法、気をつけるべき事がある。学徒は各自で簡単にでも調べてみること。

生命の樹について

「生命の樹」とは元々は、ユダヤ教に伝わっていた秘儀的教義を元に生まれた図形である。この生命の樹の図形は、非ユダヤ教徒のオカルティストにより、ユダヤ教徒で無いものでも利用できるようにされ、広く知られるようになった。現在、GD系伝統を学習するものにとっては、その非ユダヤ教徒用の生命の樹の教義の理解は必須のものとなる。学徒は各自で簡単にでも調べてみること。

黄道十二宮について2

四大と同様に黄道十二宮も、その性質を幾つかの区分で分けることができる。学徒は以下を記憶し、各自で簡単にでも調べてみること。

二区分(Sex)
男性宮
 白羊宮、双児宮、獅子宮、天秤宮、人馬宮、宝瓶宮
女性宮
 金牛宮、巨蟹宮、処女宮、天蝎宮、磨羯宮、双魚宮

三区分(Quality)
運動宮
 白羊宮、巨蟹宮、天秤宮、磨羯宮
定着宮
 金牛宮、獅子宮、天蝎宮、宝瓶宮
変通宮
 双児宮、処女宮、人馬宮、双魚宮

四区分(Elements)
火の宮
 白羊宮、獅子宮、人馬宮
地の宮
 金牛宮、処女宮、磨羯宮
風の宮
 双児宮、天秤宮、宝瓶宮
水の宮
 巨蟹宮、天蝎宮、双魚宮

生命の樹について2

ここでは、生命の樹を構成する各種概念について説明する。学徒は以下を記憶し、各自で簡単にでも調べてみること。

四界

カバラの理論では、この世界は下記の四つの段階の世界によって作られているとされる。

・アツィルト(元型)界
・ブリアー(創造)界
・イェツィラー(形成)界
・アッシャー(現実)界

生命の樹の教義では、上記の四界それぞれに生命の樹が配されるという考え方と、アツィルトがケテル、ブリアーがコクマーとビナー、イェツィラーがケセドからイェソド、アッシャーがマルクトに配されるとする考え方がある。

三組

生命の樹のセフィロトの構成を図形的に見た場合、3つの三角形(三つ組)とそれにぶらさがるマルクトと分けて捉えることが出来る。最初の三組は、ケテル、コクマー、ビナーによって形成され、これはその性質から至高の三角形と呼ばれる。次の三組は、ケセドからティファレトによって形成される倫理的三角形。そして、最後はネツァクからイェソドによって形成される星幽的三角形である。

三本の柱

生命の樹は、その形を三本の柱に見立てる事ができる。コクマーから下に降りてネツァクを通る柱、ケテルからマルクトを通る柱、ビナーからホドを通る柱である。そのうち、コクマーの通る右側の柱は「慈悲の柱(Pillar of Mercy)」あるいはヤキンの柱と呼ばれ、白く塗られる。ビナーの通る左側の柱は「峻厳の柱(Pillar of Severity)」あるいはボアズの柱と呼ばれ、黒く塗られる。そして、ケテルの通る柱は「調和の柱(Pillar of Mildness)」あるいは中央の柱と呼ばれる。

パロケト(幕)とアビス(深淵)

生命の樹上にはセフィラとセフィラの繋がりを隔てる2つの障壁とされるものがある。一つは、ティファレトと以下のセフィラを隔てる障壁であり「パロケト(幕)」と呼ばれる。もう一つの障壁はアビス(深淵)と呼ばれ、ビナーと以下のセフィラを隔てる。

炎の剣と叡智の蛇

炎の剣とは神が世界を顕現させるときに使った、生命の樹の序列によって形成される。叡智の蛇とは22の小径を繋ぐ存在である。

ダース

コクマーとビナーの直下にはダースと呼ばれる存在があり、他のセフィラとは別格に扱われる。

黄道十二宮について3

十二宮の性質に関しての説明は、更に様々なものがある。いずれも、十二宮の性質をより理解するために必要なものである。学徒は以下を記憶し、各自で簡単にでも調べてみること。

ルーラーについて

十二宮はそれぞれ、ルーラー(守護星または支配星という意味)と呼ばれる惑星を持つ。

12宮/ルーラー(守護星)
 白羊宮/火星
 金牛宮/金星
 双児宮/水星
 巨蟹宮/月
 獅子宮/太陽
 処女宮/水星
 天秤宮/金星
 天蝎宮/火星(副守護星:冥王星)
 人馬宮/木星
 磨羯宮/土星
 宝瓶宮/土星(副守護星:天王星)
 双魚宮/木星(副守護星:海王星)

キーフレーズ、キーワードについて

十二宮はそれぞれの性質をあらわす、キーフレーズ(鍵となる熟語)とキーワード(鍵となる単語)というものを持つ。

12宮/キーフレーズ(Key phrase)/キーワード(Key word)
 白羊宮/我存在する(I am)/能動性(Activity)
 金牛宮/我所有する(I have)/安定性(Stability)
 双児宮/我思考する(I think)/多才性(Versatility)
 巨蟹宮/我感応する(I feel)/献身性(Devotion)
 獅子宮/我行動する(I will)/誘引性(Magnetism)
 処女宮/我解析する(I analyze)/実用性(Practicality)
 天秤宮/我均衡する(I balance)/調和性(Harmony)
 天蝎宮/我欲求する(I desire)/激烈性(Intensity)
 人馬宮/我理解する(I understand)/可視性(Visualization)
 磨羯宮/我使用する(I use)/意欲性(Ambition)
 宝瓶宮/我知覚する(I know)/想像性(Imagination)
 双魚宮/我信頼する(I believe)/理解性(Understanding)

イメージと性質群について

十二宮も四大や七惑星と同様に、その宮に応じたイメージや性質群がある。学徒は各自で調べてみること。

聖書について

西欧神秘伝統の学習においてはヘブライズム、そして、その教理を記した書物「聖書」が重要になる。学徒は各自で調べてみること。

ヘブライ文字について

旧約聖書を元々記していた、古代ヘブライ語は西欧の秘教伝統で重要なものとして扱われる。ヘブライ語の文字は基本形は22文字あり、下がその形と名称になる。ヘブライ文字は、その一つ一つに名称(呼び方)がある。また、ヘブライ文字は完全にでは無いが、英語の文字とも対応しており、対応する文字を等価文字としている。また、ヘブライ語は、その大きな特徴として単語や文章を書き記す時は、日本語や英語とは逆に右から左に向かって記すようになっている。

学徒は下記の22のヘブライ文字の形、書き方、名称、英語のアルファベットの対応する文字(等価文字)を記憶する事。

文字の形の説明
文字の書き順(左から右へ)
文字の名称と等価文字の説明
A

名称:アレフ。英語の等価文字はAになる。
B

名称:ベト(ベスとも呼ばれる)。英語の等価文字はBになる。
G

名称:ギメル。英語の等価文字はGになる。
D

名称:ダレス(ダレトとも呼ばれる)。英語の等価文字はDになる。
H

名称:ヘー。英語の等価文字はHになる。
V

名称:ヴァウ。英語の等価文字はV、またはUになる。
Z

名称:ザイン。英語の等価文字はZになる。ヴァウとよく似ているので注意すること。ヴァウは縦線が上部の点の右下に付くのに対し、ザインは上部の点の真ん中に付く。
Ch

名称:ケト(ケスとも呼ばれる)。英語の等価文字はChになる。ヘーとよく似ているので注意すること。ヘーは上の横線と左の縦線の上が離れるのにたいし、ケトは離れない。
T

名称:テト(テスとも呼ばれる)。英語の等価文字はTになる。
Y

名称:ヨド(ヨッドとも呼ばれる)。英語の等価文字はYまたはIになる。
K

名称:カフ。英語の等価文字はKになる。ベトとよく似ているので注意すること。ベトは下の横線が右の縦線から右へ少し出るが、カフは出ない。
L

名称:ラメド。英語の等価文字はLになる。
M

名称:メム。英語の等価文字はMになる。
N

名称:ヌン(ナンとも呼ばれる)。英語の等価文字はNになる。ギメルとよく似ているので注意すること。ギメルは下の点が少しだけ右の縦線につく形になるが、ナンは下の点の右横が全て右の縦線につく形になる。
S

名称:サメク。英語の等価文字はSになる。
O

名称:アイン。英語の等価文字はOになる。
P

名称:ぺー。英語の等価文字はPhまたはPになる。
Tz

名称:ツァダイ。英語の等価文字はTzになる。
Q

名称:コフ(クォフとも呼ばれる)。英語の等価文字はQになる。
R

名称:レシュ。英語の等価文字はRになる。ダレスとよく似ているので注意すること。ダレスは横線を書いていったん止めて終端の少し左から縦線を書き始めるが、レシュは終端から縦線をそのまま伸ばす。
Sh

名称:シン。英語の等価文字はShになる。
Th

名称:タウ。英語の等価文字はThまたはTになる。

生命の樹について3

西欧神秘伝統において「生命の樹」という図形は、その内に様々な秘教的考え方を複合して示していると考えられている。その一つの代表的な例が「炎の剣」という考え方である。

この「炎の剣」とは、古の秘教の学徒達が捉えた、神が世界(宇宙)を創造する過程を、生命の樹の図形を使って説明するものである。

その最初の要素が次のものとなる。AINからAIN SPH AVRはこの世界が存在する前の否定的存在。ケテルは、この世界の顕現のはじまりとされる。学徒は記憶し、各自で簡単にでも調べてみること。

AIN          0
AIN SPH      00
AIN SPH AVR  000
ケテル

霊的存在について

GD伝統では「霊的存在」には次の種類が存在するとしている。学徒は記憶し、各自で簡単にでも調べてみること。

「星幽霊」
「精霊」
「天使」
「大天使」

生命の樹について4

「炎の剣」の次の段階は下記である。コクマーは能動的な原理のはじまり。ビナーは受動的な原理のはじまりとされる。学徒は記憶し、各自で簡単にでも調べてみること。

コクマー
ビナー

ユング心理学について4

心理学では人間は「イメージ」を通して、他者と交流を行うとする。このイメージを相手に投げることを「投影」と呼ぶ。しかし、実際はそのイメージというものは、それを感じる自分自身の心の内にある同様の性質の一部分を、その他者にイメージとして「投影」、つまり自分の心の中にある、一面的なイメージを単純にその他者にたいして重ねているに過ぎない。学徒は以上の内容を各自で簡単にでも調べてみること。

生命の樹について5

「炎の剣」の次の段階は下記である。ケセドは顕現する存在に「構成」の力を与える。ゲブラーは顕現する存在に「分解」の力を与える。ティファレトは「調和」と「変容」の力を与える。学徒は記憶し、各自で簡単にでも調べてみること。

ケセド
ゲブラー
ティファレト

「主」及び「キリスト」という存在のAM統合神秘行的捉え方について

当教育コースを学習していくに当たっては、「主」と「キリスト」という存在への信仰の「理解」が必要になる。学徒は以上の内容を各自で簡単にでも調べてみること。

生命の樹について6

「炎の剣」の次の段階は下記である。ネツァクは顕現する存在に「情動」の力を与える。ホドは顕現する存在に「知性」の力を与える。イェソドは顕現する存在に最後の変容の力を与える。そしてマルクトはこの物質界での顕現を示す。学徒は記憶し、各自で簡単にでも調べてみること。

ネツァク
ホド
イェソド
マルクト

ヘブライ文字について2

ヘブライ文字は文字の一つ一つに象形的な意味が含まれている。また、ヘブライ文字には数字を表す文字がないため、文字自体が数をあらわす事となる。これを、その文字の「数価」という。他に、ヘブライ文字は実際に文章を書くときには単語の末尾に来た時に形が変わる文字がある。それを末尾形の文字(ソフィート)という。この場合はその文字の数価も大きく変わることになる。下の表に以上の事を纏めた一覧表を掲げている。学徒は記憶し、各自で簡単にでも調べてみること。

文字
読み方
象徴的意味
数価
A
アレフ
雄牛

B
ベト


G
ギメル
らくだ

D
ダレス


H
ヘー


V
ヴァウ


Z
ザイン


Ch
ケト
囲い

T
テト


I
ヨド(ヨッド)
握った手
10
K
カフ
開いた手のひら
20
K
カフ(末尾形)
500
L
ラメド
牛追い棒
30
M
メム

40
M
メム(末尾形)
600
N
ナン(ヌン)

50
N
ナン(末尾形)
700
S
サメク
柱、支柱
60
O
アイン

70
Ph
ペー

80
Ph
ペー(末尾形)
800
Tz
ツァダイ
釣り針
90
Tz
ツァダイ(末尾形)
900
Q
クォフ(コフ)
後頭部
100
R
レシュ

200
Sh
シン

300
Th
タウ
タウ十字
400

聖なる言葉と、その振動について

実践的な神秘行の多くの流派では、聖なる言葉を特殊な意識状態で発音したときに、とても神秘的な力を発揮すると考えている。その考え方の中でも、特に重要なポイントとされているのが言葉の「振動」である。学徒は各自で簡単にでも調べてみること。

「YHVH」について

「YHVH」とはヘブライ文字でヨド(Y又はI)・ヘー(H)・ヴァウ(VまたはW)・ヘー(H)と綴られる言葉(単語)である。旧約聖書に登場するユダヤ人達の「主」、「唯一神」の名前を指している言葉とされる。学徒は記憶して、各自で簡単にでも調べてみること。

タロット・カードについて

タロット・カード(Tarot Card)とは、西欧の秘教伝統では、深遠なる秘儀を「絵」で語るものとして、とても重要視されている。学徒は各自で簡単にでも調べてみること。また、学徒はウェイト版タロットを購入しておくこと。

ユング心理学について5

ユング心理学では、その特色として「元型(archetype)」という考え方を持っている。この「元型」とは人間が、そのこころに持っている、ある「型」あるいは機能、作用点、パターンなどとして考えられるものを指しているものとされた。学徒は各自で簡単にでも調べてみること。

タロットについて2

タロットカードは占いに使うときには、各カードで違った意味になる。学徒は各自で簡単にでも調べてみること。

薔薇十字団について

「薔薇十字団」とは、17世紀、ヨーロッパに突然登場した文書によりその名を知られた秘密結社である。この薔薇十字団という結社を創った開祖こそ、様々な旅を経て、至高の知識を得たと言うクリスチャン・ローゼン・クロイツ(C・R・C)である。学徒は各自で簡単にでも調べてみること。

タロットについて3

このSTEPでは、タロットを占いに使ってもらう。学徒はタロットの占いについて各自で簡単にでも調べて実践してみること。

ユング心理学について6

ユング心理学では、一般的に人間が心のなかで自分と思っているものを「自我」と呼ぶ。また、人間は日常、他の人と接するときに振舞うべき、その「役割」というものがある。それを仮面に見立てて「ペルソナ」と呼ぶ。学徒は以上を記憶し各自で調べてみること。

占星術について2

学徒は占星術の本を読み、PCやネットのホロスコープ自動作成アプリを使わずに自分のホロスコープを紙に書いて作ってみること。星の位置を調べる事についてはネットやアプリを使ってもよいが、ホロスコープについては実際に紙に位置を書いて解釈してみること。

秘教的色彩論

「色」というものは神秘行の、特に意識の制御の実践にとって重要な価値をもつものとなる。その「色」の理論でも「光の3原色」と「色の3原色」は基本となる。学徒は以上を記憶し各自で調べてみること。


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