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四大について1、惑星について1、黄道十二宮について1<IMN魔術基礎知識01>

四大について1、惑星について1、黄道十二宮について1<IMN魔術基礎知識01>

四大について1

西洋の神秘伝統では、古来よりこの物質世界は4つの要素から構成されているとしてきた。それが、地(Earth)、風(Air)、水(Water)、火(Fire)と呼ばれるものである。これらを「古代の四大」あるいは四大の元素(エレメンツ:elements)と呼ぶ。しかし科学が発達した現在、物質世界は多数の原子、あるいは未だ新しく発見されつづけている原子よりも、もっと微少なものから成り立っている事が一般の人々にも認識され、こういった古来より伝えられる考え方は一笑にふされるようになってしまった。

だが、地動説が証明された今でも、一般社会では「日が昇る」などの科学的事実と反した、人間にとっての見たまま、感じたままのイメージとしての言葉が、まだ生きて頻繁に使われている。このように科学が発達し、その考え方が普及した現代においても、人間の根本の意識や考え方というものは古来より殆ど変化は無いのだ。そして、人間の意識の中においては今でもこの、四大のイメージは、火は上方へ向かい燃え盛り、地は我らの下にあり風は軽やかに空を舞い、水は地の下へ流れて行くというイメージにおいて生きつづけている。

IMNの「魔術」では、そういった人間の根本の意識に影響を与える「イメージ」というものの扱いを、特に重視していく。この考え方は後に、実践学習の様々なことを考えるときに出てくる、特に重要な考え方なので、よく覚えておいてほしい。

四大の元素は冷と熱、湿と乾という区分によっても、その性質(属性)を分けられる。地は冷たく乾き、風は温かく湿り、水は冷たく湿り、火は温かく乾く。また、火と風は上昇原理といわれる。その性質上、火と風は上方へと昇っていく性質があるのだ。そのため、火と風は上を向いた△で示される。反対に地と水は逆に下降原理として下を向いた▽で示される。

そして四大にはそれぞれのシンボル(記号)というものがある。それが、下記のものである。

惑星について1

古来より、人々は天空に輝く星に様々な形で思いを馳せてきた。あるときは、農業を営むための暦として。あるときは様々な物語を紡ぎだす神聖なる場として。そして、あるときは、自らの未来をそこに垣間見ようとして・・・。

その多数の星々の中でも、特に惑星(Planets)は他の星(恒星fixed star)に比べて天空でひときわ明るく光を放ち、不可思議な動きをしたため、その存在を重視され、様々な土地で、そこに暮らす人間達の無意識を物語る神話の重要な神々と結びついた。西洋の神秘伝統においても、この惑星に象徴される力は重要視されている。特に古代よりその存在が認識されていた太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星の七つの星は「古代の七惑星」あるいは単純に「七惑星」と呼ばれ、その力の扱い方は、後に重要なこととして学ぶことになるので覚えておいてほしい。

天文学的には太陽は恒星、月は衛星とされ、惑星の範疇とは違うと考える学徒もいるかもしれないが、人間の意識の中ではいずれも同じ天球を回る輝く星として見なされるので、秘教伝統においては惑星の範疇にいれる。ただし、太陽と月は惑星とはされても別格の存在として扱われる事が多い。IMNの魔術の学習においては、このように現在の科学的知識を知っておいた上で、人間の意識に認識されるイメージを扱っていくよう、こころがけてほしい。

西洋の神秘伝統における「惑星」は人間の意識の中で、ある固有の力を発する源の象徴とされる。現在、それらの力は心理学でいう元型とも結び付けて考えられたりもしている。学徒は学習が進み、惑星や12宮の力を扱うようになるまでには、最低限ギリシア・ローマ神話に関して、ある程度の知識が必要となる。学徒はそれらに関する本を機会を見つけて読んでおくこと。それに加えて、エジプト神話やその他の神話体系の書籍も読んでいって欲しい。神話を知るということは、その民族の意識の奥に流れる集合無意識を認識する事にも繋がっていくのだ。

また、近代になって天王星、海王星、冥王星などの遠方の惑星も発見され(冥王星は天文学的には準惑星の扱いへと変更された)、その力や影響について現在、いろいろと論ぜられているが、西洋の神秘伝統においては、「人間の眼で見える」惑星、イメージとして扱える古代の七惑星を特に重視するので、その旨、理解しておいてほしい。

下に、参考までに各惑星を現すときの各シンボルを挙げておく(地球は我らの住む場所であるため、秘教伝統的には「惑星」の範疇に入ることは少ないが、ここでは参考として地球のシンボルも挙げておく)。

太陽
水星
金星
火星
木星
土星
天王星
海王星
冥王星
地球

黄道十二宮について1

太陽は天球の星座の中を1年かけて回っていく。太陽は毎日同じ場所から昇っていると考える方もいるかもしれないが、実際は毎日少しずつ天球の中の位置をずらしていってるのだ。例えばある日に太陽が乙女座の中にいれば、その1ヶ月後には太陽は天秤座の中にいるという事になる。この天空の太陽の通り道を黄道という。ちなみに月の通り道は白道と呼ぶ。

黄道は、天球360度に渡っているが、それは30度ずつ分割され12の宮が作られた。歴史や土地の違いに伴い、様々な種類の12宮があるが、現在の西洋の神秘伝統で用いられている12宮は、「白羊宮」「金牛宮」「双児宮」「巨蟹宮」「獅子宮」「処女宮」「天秤宮」「天蝎宮」「人馬宮」「磨羯宮」「宝瓶宮」「双魚宮」と呼ばれる12宮である。下に掲げる図は、そのシンボルである。これらのイメージは、一般的によく知られる星座としての「牡羊座」「雄牛座」「双子座」「蟹座」「獅子座」「乙女座」「天秤座」「蠍座」「射手座」「山羊座」「水瓶座」「魚座」と対応する。

また、十二宮はその性質を幾つかに区分することも出来る。二区分は十二宮を男性的な宮と女性的な宮に分けるもの。三区分は十二宮をその活動の性質からよく活動する運動宮、動かない定着宮、動いたり止まったりする変通宮、四区分は四元素に対応する火象宮、地象宮、風象宮、水象宮となる。

二区分での分け方では「白羊宮」を男性宮、「金牛宮」を女性宮として以後、交互に繰り返す。三区分の分け方では、「白羊宮」を運動宮、「金牛宮」を定着宮、「双児宮」を変通宮として、以後、同様の順で繰り返す。四区分は「白羊宮」を火象宮、「金牛宮」を地象宮、「双児宮」を風象宮、「巨蟹宮」を水象宮として、以後、同様の順で繰り返す。

白羊宮
金牛宮
双児宮
巨蟹宮
獅子宮
処女宮
天秤宮
天蝎宮
人馬宮
宝瓶宮
磨羯宮
双魚宮

学習事項
(学徒は以下の事を記憶・理解すること)

1 四大とは、何か?。
2 四大は何々か?。
3 四大の各属性は何か?
4 四大の記号を何も見ずに描けるか?
5 上昇原理を持つ元素はどれか?。反対に下降原理を持つ元素はどれか?
6 古代の七惑星はどれどれか?
7 新しく発見された惑星はどれどれか?
8 各惑星のサインを描けるか?
9 十二宮は何々あるか?
10 十二宮はどうやって作られたか?
11 十二宮のサインを描けるか?


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