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サイコメトリ<西洋神秘伝統、GD系伝統魔術用語集>

サイコメトリ<西洋神秘伝統、GD系伝統魔術用語集>

(Psychometry)


人間は、普段から抱いている情動や思考などを元とした、霊的な情報(オーラや気とも呼ぶ)を身の回りにまとっている。何らかの機会に、強い感情を発したり深い思考を行ったりすると、その霊的な力、情報が場所、空間などに「染み付く」事がある。また、普段よく身につけたり、持ち歩いている物品などにも、持ち主の霊的な情報が染み込む事も多い。サイコメトリとは、それらの対象に意識を合わせ、霊的な情報を読み取るとされる技法である。

この技法は昔から当てもの的占いなどでよく喧伝される方法であった。「座れば、その人の事をピタリと当てる」といった謳い文句とともに、一般的にはかなり疑わしいものとされている。実際、神秘行界でも、100%といった的中率というものはほぼ不可能とはされているが、しかし、訓練を積むにつれ、多くの情報が読めるようにはなるとも言われているのだ。

これについては、ブロディ・イネスが興味深い体験を記録に残している。その記録では、イネスがある占い師のところで見てもらったときに、イネスがその頃書いていた、まだ誰にも見せたことの無い小説の内容を、イネス自身の人生として占い師が告げてきたという。すなわち、その占い師は実際にイネスの人生を読めたわけでは無いが、イネスの心の奥底を読んだ事は間違いないと思われるのだ。この体験は現在、「The Sorcerer and His Apprentice」という書籍に所収されている。

このサイコメトリーとは、特殊な能力のように見られるが、神秘行では、ある程度以上の実践学習においては必須の技法として扱われる事が多い。この技法が、そこまで重要視される理由の一つとして、次のようなものが挙げられるであろう。

神秘行において、先人達が達した高い意識というものは、当人達が死んでも、アカシックレコードやアニマ・ムンディと呼ばれるある種の集合無意識とも呼べる領域に意識体として残される。このサイコメトリーを使い、それらの意識体にアクセスすれば、長い年月をかけなくても、その意識体と同じようなレベルに早く達することが出来るようになるのだ。

いわゆるコックリさんや、ダウジング、ペンジュラム、ウィジャ盤なども、ある意味この技法の応用形と言えるが、GD団の首領の一人であるメイザースも、ウィジャ盤の変化したものを用いて、高位存在とアクセスし達人用の秘教文書を書いていたとの話もある。

しかし、この方法には危険も伴うので、もし学徒が、この方法を実験してみたいという場合は、よく、この技術に熟知した先達などと一緒に行うべきであろう。


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