【2019.06.17】雑感記(三次もののけミュージアム行)

今回は2019年6月17日に、広島県は三次市の、三次もののけミュージアムへ行ってきた記録です。ちなみに、この三次もののけミュージアムの詳細を知りたい方がいらっしゃいましたら、サイトは下記になりますので、そちらを御覧ください。

 

このblogで紹介するにあたって、広島県の三次市って知らないという方もいるかもしれません。実は自分も後述の「朝霧の巫女」という漫画&アニメで知るまでは、自分の住んでいる岡山県の隣にある県の街とはいえ、存在すら認識してない地でした(苦笑)。なので、まずは簡単にその街の紹介から。

 

三次市は広島県の北部、中国地方の真ん中くらいの位置にある街です。wikiによると、古くから山陰ー山陽を結ぶ文化・経済・交通の要衝の地とされてきたそうですね。

で、この三次には古くから「稲生物怪録(いのうもののけろく)」という妖怪話が伝わっています。この話の詳細は三次もののけミュージアムのサイトで紹介されているので、そちらを読んでもらうとして、この稲生物怪録を題材に、三次市を舞台とした「朝霧の巫女」という漫画/アニメが2000年代にオタクの間で人気になりました。自分もそこから三次市に興味を持ち出した訳です(笑)。

 

三次市の町おこしメンバーも、この朝霧の巫女が人気が出たので、それに乗っかって、一時期は三次市の中心部で朝霧の巫女ツアーとか、アニメの声優を呼んでトーク会をやったりしてました。また、稲生物怪録つながりで妖怪ブームにも乗っかって、2006年には水木しげる先生や荒俣先生、京極先生などを呼んで、三次で「世界妖怪会議」までやるなど、派手にイベントをやってましたので、自分も、この頃は頻繁に三次市まで見に行ってましたよ(笑)。

 

それから2010年代になってしばらくは、三次から足が遠のいていましたが、今年(2019年)の4月に、稲生物怪録を中心として妖怪を研究対象とした、三次もののけミュージアム(博物館)がオープンしたとの事。ちなみにおいらの興味対象は、別に美少女が出るものだけに限られてるわけではなく(笑)、子供の頃から鬼太郎や妖怪のファンでもありました。よって、よく鬼太郎のアニメも見てましたね。特に鬼太郎のアニメ第3シリーズは、「ユーメコちゃ~ん(はぁと)」とか言いながら見てたんです(←わかる人にはわかる(笑))。

で、ミュージアムに興味はあったわけですが、まぁ、オープンしばらくは、人も多いだろうし、しばらくは様子見かな?と思ってました。でも、6月にもなって人も落ち着いてきただろうし、この日になって、かみさんと行こうか~と決めたわけです。

ちなみに、行く前に少し下調べをしたところ、最近、尾道から三次を通って松江まで繋がる高速自動車道が開通した事を発見。名前は中国やまなみ街道というのですが、ここが無料の高速自動車道との事で、じゃぁ、今回の三次行きは試しにここを通ってみようか、という事で行程を決めて、11時前くらいに家を出ました。結果、自分的にはこの中国やまなみ街道は正解でしたね。道も新しいし、なんと言ったって、尾道から三次までの自動車道が無料でしたから(笑)。

皆さんも、もし、岡山方面から三次に行くのに高速を使う場合は、山陽自動車道から尾道JCTでこの自動車道を使うことをおすすめしますよ(笑)。ちなみに、この自動車道の詳細を知りたい場合は下記のサイトも御覧くださいな。

 

んで、1時半くらいに三次について昼食をすませて、もののけミュージアムについたのが2時ころ。下がその外観を撮った写真です。

 

この日は平日ということもあって、だいぶ空いてまして、すぐにミュージアムに入れました。一応、内部は奥にある稲生物怪録絵巻などを展示している部屋以外は、(動画撮影やフラッシュは除いて)写真撮影OKとの事だったので、博物館にしては珍しく写真を撮らせてもらいまくりでした(笑)。その写真も下に載せておきますね。

 

本当はもっと写真を撮っていますが、あんまり載せて(色んな意味で)苦情がきてもいけないので、この辺にしておきます(笑)。

 

で、ミュージアム行きの感想ですが、ミュージアムの建物自体はこじんまりとしてるな~との感じでした。そこに展示されてる品も、妖怪コレクターの湯本氏から約5000点の寄贈を受けている割には少ないかな?と。まぁ、この辺は随時展示品を入れ替えて、何回も客に来てもらおうという戦略かもしれません(笑)。

ちなみに、このミュージアム。設立にあたって三次市内でも推進派と反対派で揉めたみたいです(苦笑)。今でこそ、妖怪もサブカルの一分野として、世間にかなりの認知度を持ってきたわけですが、それでも中にはあまりそういったものに市の予算をかけたりする事を、よく思わない方もいるのかもしれませんね。

まぁ、こうやって建物が出来たからには、末永く続けてほしいものです。できれば、個人的にはオタク方面と妖怪方面もまじえたイベントを色々打ち上げてくれれば、また何回でも行かせてもらおうと思います(良い道も出来たし(笑))。

 

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公開日時:2019年06月23日 20時49分14秒
最終更新日時:2021年10月03日 15時25分11秒
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