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占星術について2

占星術について2

これまで学徒には様々な占星術的象徴について学習してもらってきた。ここでは、いよいよそれらの象徴を実際に使う占星術を学習してもらう事にしよう。

天宮図(ホロスコープ)の作成の2通りの方法

先にも少し触れたが、占星術で自分の運勢を占う場合、まずは自分の「天宮図(ホロスコープ)」という図を作ることになる。この作成の為には、詳細な自分の出生日時と出生した場所のデータが必要になる。出来れば母子手帳などで出生の正確な時間が解ると良いであろう。たまに、実際の出生日と役所に届けた出生日が違う人もいたりするが、出来る限り実際の出生日を調べてほしい。また、場所も現在住んでいる場所ではなく、生まれた場所が必要なので注意する事。

出生日時と場所のデータが揃えば、天宮図の作成に移る。現在ではこの天宮図を作る方法は大きく分けて2通りあると言えるであろう。その一つ目の方法は占星術の入門書を買って、その説明通りに自分の手で天宮図を作っていく方法である。この場合、入門書に付属しているホロスコープ作成用の図をコピーしたりして、その紙に自分の出生日時と場所から計算した惑星の位置などを手書きで書き込んでいく事になる。

そして、もう一つの方法はPCを使う方法である。現在は便利な時代になって、ネットを探せば、フリー(無料)の天宮図作成ソフトをDL出来たり、ネット上のサービスでも無料で簡単に天宮図を作成できるようになった。この場合、自分の出生日時と場所を入力しさえすれば、簡単に自分の天宮図が出来上がることになる。

上の内容を読んだ学徒は、今の時代的に普通に考えてPCを使って天宮図を作成する方法を学習すると思ったかもしれない。しかし、このSTEPの学習では、学徒にはあえて前者の方法、すなわちPCを使わず自分の手で天宮図を作ってもらいたい。

その理由としては、最初からPCで天宮図を作成していると天宮図の作成の途中過程の学習が飛ばされてしまう事になる。天宮図については実際に何回か自分で作成した方が、その意味をより理解しやすいのだ。また、自分の手で天宮図を作成するという過程を経ると、学徒の意識の奥底に占星術的象徴の働きがより深く根付くことになるだろう。これらの理由からも、学徒には最初は入門書を読んで、実際に自分の手で天宮図を作成するという作業を行ってほしい。

占星術の入門書の購入

上記の為に、学徒には何らかの占星術の入門書を購入してもらいたい。当教育コースではこれまで出来る限り、学習に際して説明用のテキストを用意するようにはしてきたが、占星術については、その実際の方法を説明しようとすると、テキスト量が膨大なものになる。また、現在は、市販の良い入門書が手軽に購入出来る。以上の観点から、学徒にはこの占星術の実際の学習については、各自で入門書を購入して学習してもらう事になるので了承されたし。

ついでといっては何だが、ここで一応、前もって告知しておくと、この先、当教育コースも第1段階になると、学ぶ知識の量もとても多いものになる。よって、簡単に入手出来る書籍を読めば学べる事柄については、こちらの省力化の為にも、学徒には各自でその書籍を入手してもらう事を指示するようになるので承知しておいてほしい。ただ、必要な知識が書かれていても、書籍が絶版などで入手しにくいものについては、その内容はこちらでテキストを用意するので、その点については心配無用である。

話を元に戻そう。現在、占星術の入門書は様々なものが販売されている。学徒は、それらの中からなるべく入手しやすく安価なものを選んで購入し、占星術を学ぶと良いであろう。この際、学徒には3つほど認識しておいてほしいことがある。まず、1つ目としてはこのSTEPでは自らの手で天宮図を作成する事を目的とするので、購入する書籍は天宮図の作成方法が載っている書籍を選ぶように注意すること。特にCDなどが付属されていたりする書籍は、天宮図をPCソフトで作成するため、作成方法が文中に載っていない事が多いので避けるべきである。

また、2つ目として、自分の天宮図を作るためには、出生日時のエフェメリス(天文歴)のデータが必要である。しかし、入門書の中にはページ節約の為に、このエフェメリスが載っていないものがあるので、その点も認識しておくこと。出来ればエフェメリスが付属している書籍を選ぶのが良いが、ただ、このデータについては教育担当にメールで訪ねてもらえば必要なデータをお送りする事も出来るので、あまり気にすることはないであろう。

3つ目として、現在、占星術の業界では大きく分けて2つの潮流がある。一つ目が伝統的な占星術を研究する古典占星術の流れ。もう一つが、この教育コースでも先に少し触れたが、ユング心理学的に占星術を研究する心理占星術の流れになる。この2つの違いを簡単に述べると、伝統的な占星術は天宮図から読み取った事柄が現実に起こるとする考え方を持つ。逆にユング心理学的には天宮図から読み取った事柄は、その人物の意識内の動きを示すものと考える。こちらの場合、天宮図が示す事柄が現実に起こるかどうかはあまり重視しない事が多い。

簡単に言えば、古典占星術は天宮図が、その人物の外界的な事柄を、心理占星術は天宮図が、その人物の内界的な事柄を示すと考えるものだと言えるだろう。当教育コースでは、ユング心理学的考え方も学んでもらっている為、どちらかというと心理占星術に重点をおいた流れになっていくとは思う。ただ教育担当としては、どちらかが正しいといったものでは無く、学徒には最初はどちらの考え方も学び、その上で学徒がどう考えるかを決める事をおすすめしておく。いずれにせよ、どちらの流派も、天宮図の作り方自体は一緒になるので、この点についても現在はあまり気にする必要はない。学徒は自分の購入した書籍を用いて天宮図を作ること。


占星術の書籍の購入は少し大きな書店に行けば、大抵は占い本のコーナーに何冊か並んでいると思うので、出来れば手にとって内容を確認してから購入するのが良いであろう。買う本が決まっているのなら、アマゾンなどのネット書店で購入しても良い。また、少しでも古くなった入門書ならば古書店、ネット古書店、アマゾンのマーケットプレイス、ブックオフなどでかなり安く売っていることもあるので探してみるのも良いと思う。占星術入門書については、多少本が古くても困ることは無いだろう。また、どの書籍を購入するかを決めたなら、こちらでも一応、実際にこの教育コースに合う書籍かどうかを出来るだけ確認するので、購入する前に教育担当までメールで、その書名を伝えてほしい。

参考までに教育担当の購入した占星術入門書の代表的なものの説明を挙げておこう。

書名 筆者 出版社 価格 説明
占星学教本 流智明 JICC出版局 2000円 教育担当がはじめて買った占星術入門書。占星術の紹介からはじまって、ホロスコープ作成法、星座と惑星と宮の意味と性質、アスペクト、宮と惑星の配置、星座と惑星の関係、未来予知法など、占星術の基本的な知識が一通り詰まった入門書と言えるだろう。初版は80年代初めに出版され、以後何回か版を重ねている。教育担当の購入したものはハードカバーでエフェメリスが付属していたが、最近の版は出版社が宝島社文庫(会社的には同じところ)として文庫版になり、エフェメリスが削除されているそうである。古書でも安価に入手しやすい。
ホロスコープ占星術 ルル・ラブア 学研エルブックス 1400円 こちらも占星術の基本的な入門書と言えるであろう。93年出版。半透明なアスペクト早見盤が付属しており、それを使ってホロスコープ上のアスペクトの見方を初心者にもわかりやすくしようとするなど、初心者に優しい解説書を目指している。2010年までのエフェメリス付き。
魂の西洋占星術 鏡リュウジ 学研エルブックス 1000円 雑誌やメディア、ネットなどで活躍中の鏡リュウジ氏による心理占星術の入門書。91年出版。内容的にはホロスコープを作成し、その人物の意識を特にユング心理学的に解釈していこうとするものである。優しい文体と田口智子氏のイラストがあいまってロマンティックな感じを受ける本である。ユング心理学の基本的な概念(ペルソナ、シャドウ、アニマ・アニムス)の解説も載っており、ユング心理学の方面から占星術を学習しようとする学徒にとっては良い入門書といえるだろう。逆に未来予知について等は書かれていない為、そちらの方向を求める方には不向きであろう。80年までのエフェメリス付き。ただ、2015年現在、絶版になっておりアマゾンの中古書ではプレミアが付いている模様なので、定価くらいの価格で購入出来るようであれば購入するとよいであろう。
心理占星学入門 岡本翔子 扶桑社 1524円 こちらも心理占星術の代表者である岡本翔子氏の著作。2000年出版。心理占星術についてより詳細に記述されている。

ホロスコープの読解と報告

書籍が購入できたら、学徒はまずは一通り、その書籍を読んでみてほしい。その後、説明に沿って実際に天宮図を作り、その解釈を調べてみること。ハウスの分け方は入門書に2つ以上載っている場合はプラシーダスを使うこと。また、大抵の入門書には土星外惑星(天王星、海王星、冥王星)の解釈法についても載っているが、先にも触れたように、当教育コースでは基本的に土星までの惑星をその学習対象として扱う。その為、ここでは土星外惑星についてまでは調べなくても良い(もちろん、調べても問題はない)。以上、このSTEPでは、占星術的にあまり深い解釈までは必要とはしないが、学徒は自分の天宮図の基本的な解釈を得れたら、それらを纏めてPCに入力して教育担当までメールで送ること。


□学徒は上記を記憶・理解すること。

・学徒は上記に指示されたように、自らの天宮図の解釈をメールで纏めて教育担当まで送ること。


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