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ヘブライ文字について2

ヘブライ文字について2


こちらでは、当教育コースを学んでいく上で、ヘブライ文字についての基本的知識として必要となる事柄について学習を行ってもらおう。

ヘブライ文字の特徴

ヘブライ文字の大きな特徴として、日本にある象形文字と同様にヘブライ文字も、古代の人の生活に関わる、様々なものを象って生まれた文字だったという事が挙げられる。そのため、文字の一つ一つに象形的な意味が含まれている。下の表に一覧を掲げているので学徒はそれを記憶されたし。

少し話は逸れるが、この象形的意味について、ここで教育コースの学徒に注意しておいてほしい事も記しておこう。最近は言語歴史学の研究が進み、ヘブライ文字のルーツとなる原カナン文字の内容なども解るようになってきた。しかし、これらについての内容を見ると、ヘブライ文字では何々を象っているものだとされているものが、実はそのルーツは違うものを象っていたという事も解ってきたのである(例えば、ギメルはヘブライ文字では「らくだ」を意味するがヘブライ文字のルーツである原カナン文字の対応する文字では「投げる為の棒」を意味していたりする)。

象徴体系の変更

よく、精神世界においては、より古代、あるいはその生まれた源(ルーツ)に近い事柄の方が「霊的真理」を示しているとの考え方がある。そして、新しいことが判明した場合、それまで使われていた知識を誤っていたものだとして内容を変えてしまう事も多い。例えば、この項に関連する事柄で言えば、ギメルのルーツが投げ棒だと解ったのならば、ギメルの意味もそう変えておくべきだとの考え方も出るだろう。

しかし、この教育コースで用いる西欧神秘伝統、特にGD魔術の象徴体系ではヘブライ文字に対応する基本的な意味を「利用」して意識を制御するシステムを組みあげている。そのため、この教育コースでも、基本的にはその形で学習を進めていってもらうことになるので学徒はその旨を認識しておいてほしい。

要は、こういった神秘行の体系を学習する場合は、ひとつの象徴体系として組み上げられたものであり、しかもある程度の実績があるものならば、とりあえず初心者のうちは、それをそのまま学習するべきであるという事を学徒は理解してほしいのだ。学習の時点で新しい事実が発見されている事を知ったとしても、初心者のうちに、完成された象徴体系システムをその知識を元に変更しようと考えると学習に混乱をきたす元となる。また他の行体系と混合するのも同様である。とりあえずは、指示された通りの学習方法を進めていってほしい。もちろん、学徒の学習がある程度の段階まで進んだところで、より進んだ学習として、ヘブライ文字のルーツとなる文字を利用した意識制御の研究を実験・研究したりしてみるのは自由である。

ヘブライ文字の数価、末尾計の文字

話をヘブライ文字についての説明に戻そう。ヘブライ文字は他にも様々な特徴がある。その大きな一つとして、ヘブライ文字には数字を表す文字がないという事が挙げられる。日本語や英語では通常の文章をあらわす文字と数字は別れているものであるが、聖書時代のヘブライ語は数字を示す特別な文字をもたなかったのだ。その為、ヘブライ文字自体が数をあらわす事になる。これをその文字の「数価」という。

他に、ヘブライ文字は実際に文章を書くときには単語の末尾に来た時に形が変わる文字がある。それを末尾形の文字(ソフィート)という。この場合はその文字の数価も大きく変わることになる。これらも纏めて下に記すので学徒はよく記憶しておいてほしい。


以上、記憶する事柄も多くなり、学徒は苦労するかも知れないが、ここで覚える事柄は後の学習において基盤となる事柄なので、しっかりと記憶しておいてほしい。


文字 読み方 象徴的意味 数価
A アレフ 雄牛
B ベト
G ギメル らくだ
D ダレス
H ヘー
V ヴァウ
Z ザイン
Ch ケト 囲い
T テト
I ヨド(ヨッド) 握った手 10
K カフ 開いた手のひら 20
K カフ(末尾形)   500
L ラメド 牛追い棒 30
M メム 40
M メム(末尾形)   600
N ナン(ヌン) 50
N ナン(末尾形)   700
S サメク 柱、支柱 60
O アイン 70
Ph ペー 80
Ph ペー(末尾形)   800
Tz ツァダイ 釣り針 90
Tz ツァダイ(末尾形)   900
Q クォフ(コフ) 後頭部 100
R レシュ 200
Sh シン 300
Th タウ タウ十字 400

□学徒は下記を理解・記憶すること。

・ヘブライ文字の意味、数価、末尾形の形と数価を覚えること


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