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四大の精霊について

四大の精霊について

古くより神秘的な伝承では、この世界には人間の目に見えるもの以外にも、様々な精霊と呼ばれる霊的な存在達が人間達と一緒に住んでいるとしてきた。それらのうち、先に学習した「四大」に対応する精霊を定義し、具体的な精霊のイメージを紹介したのは、ルネサンス期の知識人であるパラケルススだといわれている。

一般的な現在の四大の精霊に対する考え方も、その流れを引いている。地に関係する霊的な力はグノームと呼ばれる地に住まう小人。風には風の中を駆け巡る妖精シルフ。水には人魚の姿をしたウンディーネ。火には蜥蜴か山椒魚に似たサラマンダーというものが存在するとされている。

彼らの身体は霊的な力で構成されており、その元素それぞれに応じた住居を持っている。群体で暮らしていることが多く、彼らも、彼らなりの生活や社会を持っているとされる。彼らと交流するには儀式により呼び出すか、霊視能力などの特殊な能力を持つ事が必要とされるが、たまに一般的な人でも交流できる事もある。研究者によっては、真に彼らを理解するには、彼らと同じ姿形になり、彼らの世界に行くべきとされる事もある。

古くより彼らは様々な伝承や物語に登場し、人間と交流してきた。細かいところは異なる事もあるが、その多くは似たような性質を持って登場する。統合神秘行では、この四大をその共通したイメージを元に、教育担当が構成したイメージで学んでもらう。以下に、そのイメージの紹介と簡単な解説を行おう。



地の精霊「Gnome(グノームあるいはノーム)」

グノームの言葉はギリシア語のGenomous(地中に住むもの)から来たとされている。その一般的なイメージは、小人の姿で表される。髭を生やしまくり筋骨逞しかったり、身につけているのは粗末な衣服だけである事が多い。また、女性のグノームも存在する。大地の中の洞窟などに群れて住み、鉱床などを移動し、重い鎚などの道具を使って鉱石などを鍛え上げる事を仕事とする。

基本的には頑固でがめつく無愛想だが、仲間意識はとても強い。また、特殊な武具を作るスキルを持っており、伝説ではよく神々や英雄の為に、神秘的な武具を作っている。地中にある宝を大事に守っている事もあり、その為に魔術師に呼び出される事もある。



風の精霊「Sylph(シルフ)」

シルフの言葉はラテン語のsylva(森)とギリシア語のnymphe(ニンフ)の合成語であり「森の妖精」という意味であるとされる。シルフの一般的なイメージは、風の中で遊ぶ小さな妖精である。薄く透き通った身体に、背中に透明な虫の羽か蝶の羽などを生やしている。とても綺麗な顔立ちをしているが、人間的な感情を読みとれることは少ない。主には風の中で仲間たちと戯れて暮らしている。

たまに悪戯心で人間を惑わすこともあるが、総じて、人間と関わることは少なく、無害な存在であることが多い。風に乗り、あちらこちらへ素早く動いているため、様々な知識や情報を持っているとされる。



水の精霊「Undine(ウンディーネ。または、アンダインと呼ばれることもある)」

ウンディーネの言葉はラテン語のunda(波)と女性形の形容詞語尾-ineから来ており、「波の娘」という意味であるとされる。ウンディーネの一般的なイメージは美麗な女性の姿や、上半身は人間、下半身は魚といういわゆる人魚の姿をしている。よく、神秘的な湖や川などで目撃される事が多い。人間と関わる事も多く、中には人間の男性と恋仲になる事もある。

とても情が深く、伝承によっては一度深い仲になった男性は、自らの住処に引きずり込んで、死んでも逃がそうとしないという性質もあるという。しかし、恋が破れた場合は、泡となって消えてしまう儚い存在でもある。



火の精霊「Salamander(サラマンダー)」

サラマンダーの言葉はラテン語のsalamandra(山椒魚)から来ているとされる。一般的なイメージは、その名の通り、小さな山椒魚や蜥蜴のような姿である。場合によっては、火の娘や火の巨人、火の蛇や竜の事もある。蜥蜴の姿の場合は、火の中に住み、赤い体にルビーのような目を持ち、火の中をせわしなく動いたり、走り回っているとされている。

攻撃的な気性を持つこともあり、その場合は口から灼熱の炎を吐き、その身体に触れただけでも人間は消し炭になってしまう。これらの性質のため、伝承や物語によっては宝の番人として登場することもある。一般的には、火とともに生まれ、火を食って生き、火とともに消える存在であるとされる。


□学徒は上記を記憶・理解すること。ここでの学習のポイントを
まとめると下記になる。

・四大に対応するキャラクターの名前と概要を記憶すること。


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