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LEVEL0実践編ー種子文書

LEVEL0実践編ー種子文書


意識化
呼吸法
導引法
リラックス法
リラックス法2
意識化2
リラックス法3
視点制御
一点集中
アーサナ
軟酥(ナンソ)の法
逆向き瞑想
自己観察
閃く色彩
能動瞑想
受動瞑想
感覚制御(視覚化)
感覚制御(視覚化2)
サインについて
主への祈り
感覚制御(視覚化3)
二重力の棒の作成
オーラ視について
オーラ視について2


意識化

学徒には最初の実践学習として「意識化」を行ってもらう。この実践学習は基本的には寝る前に行う。タイマーを10分後に鳴るようにセットし、布団に入って身体を適当な大の字にしてゆっくりする。なにも考えずにタイマーが鳴るまで、自分の身体をゆっくり感じるというものである。あるいは身体の全体に意識をかけていくという感覚でも良い。


この「意識化」は神秘行の実践学習のとても重要なものである。この先の段階では、「感情の意識化」や「思考の意識化」なども行っていくことになるが、学徒はまずは「身体の意識化」を丁寧に行うこと。

呼吸法(数息観)

このSTEPの実践学習では呼吸法を学習してもらう。呼吸法にも様々な種類があるが、学徒にここで行ってもらうのは「数息観」というものである。方法自体は簡単なものだ。呼吸をゆっくり吸ってゆっくり吐いてを一つとして、呼吸を行うたびに意識の中で数を増やしながら数えていくというものである。学徒は落ち着いた時間・環境で数息観の学習を行うこと。この段階では50まで行ってみると良いだろう。

導引法

このSTEPでは「導引」の実践学習を行ってもらう。「導引」とは、古代中国に端を発した養生法である。皮膚を摩擦やマッサージしたり、筋肉・関節を適度に動かす事により、身体の歪みを取り、気血の流れを良くし、人間の身体に本来備わっている、自己治癒力を効果的に働かせるのを目的とする方法だ。


以下にAM統合神秘行としての導引の基本的な実践方法を記す。

・まず、両手の指のマッサージをする。右手の親指の腹と人差し指の横などで左手の小指をつまむ。そして、指の周囲をまんべんなくマッサージする。これを小指から親指にかけて、五本の指をマッサージする事。それから、逆に左手でもって右手の指をマッサージしていく。それから、両手のひらも、まんべんなく指圧する事。

・次に右手を軽く握って、右手首を時計方向にぐるぐると4回ほど回す。反対方向にも4回ほど回す。これを左でも行う。

・次に顔に手のひらをつけて、顔全体を両手の平を縦に動かすなどして、ゆっくりめにさする。

・次に指をちょっと広げて、その先を頭につけて、頭をまんべんなくくしけずる。

・次に首から肩に掛けて、手のひらでさすったり揉んだり、手を軽く握って叩いたりしてマッサージをする。

・次に頭を右回りに4回ほどまわす。逆方向にも4回まわす。

・右肩を中心に右腕を前方向に4回。後ろ方向に4回まわす。これを左肩と左腕でも行う。

・右手と左手を組んで腕を頭の上でのばす。

・まっすぐ立って、体を左右にゆっくり回しながらねじる。これを8回ほど行う。

・前屈と身体を後ろにそらすのを、4回ほど行う。

・右足首を右方向に4回、左方向に4回まわす。これを左足首でも行う。

・右足の後ろを伸ばす。左足も同様に伸ばす。

・立ったまま、膝を少し曲げてしゃがんで、膝を中心に右回りを5回、左回りを5回行う。

・背中を両手の平か手の甲でまんべんなくマッサージする。この際、皮膚の上だけでなく、皮膚の下の肉にまで振動が伝わるように心がける。

・身体の前面を両手の平か手の甲でまんべんなくマッサージする。この際、皮膚の上だけでなく、皮膚の下の肉にまで振動が伝わるように心がける。

リラックス法

AM統合神秘行では、秘力の流れを妨げない良くリラックスした体を重要視する。このSTEPでは「リラックス法」の実践学習を行ってもらう。学徒は下記の実践学習を行うこと。

基礎的練習1(緊張と弛緩を味わう)

1 まずは、拳を力いっぱい握る。ただし、この時にあまり力をこめすぎて手を傷めない程度にするように気をつけること。この時の腕や拳の筋肉の緊張をよく意識に記憶しておく。

2 次に、拳の力をゆっくりゆるめる。この際の拳や、腕の力が抜けて行く感覚をしっかりと記憶する事。

基礎的練習2(弛緩の触感的記憶と受動的・能動的弛緩)

1 基礎的練習1のように拳を力いっぱい握って、筋肉を緊張させる。この時に、もう片一方の手を使い、指で腕の筋肉を触る。

2 次に、拳の力をゆっくりゆるめる。この時に触っている指で、腕の筋肉が徐々に緊張をゆるめて行くのを感じよう。この際は緊張をやめたため、勝手に力が抜けて行く、という感じをよく記憶しておく事。

3 1〜2を繰り返し練習を行なったなら、次に2で勝手に力が抜けた後に、今度はさらに意識でより力が抜けて行くのを再現してみよう。上手く行けば、筋肉が弛緩した後でも、より弛緩する感じを得る事が出来るだろう。

部分リラクセイション

1 床に大の字になって寝る。なるべく全身の力を抜き体がゆったりするのを感じよう。

2 リラクセイションをはじめる。まず、額の皮膚に手をあてて、額の皮膚を緊張させよう。

3 次に額の皮膚を弛緩させる。基礎的練習2で感じたような弛緩の感じをよく再現すること。

4 同じような要領で、瞼、頬、唇、顎、後頭部、首、首の後ろ、右肩、右上腕部、右肘、右下腕部、右掌、右指、左肩、左上腕部、左肘、左下腕部、左掌、左指、胸、腹、背中、腰、右尻、右股、右膝、右足首、右足裏、右足指、左尻、左股、左膝、左足首、左足裏、左足指、といった要領で、全身の筋肉を弛緩させていこう。

リラックス法2

前のSTEPでは、体の各部位を細かく分け、そのリラックス(弛緩)をゆっくり丁寧に行っていく事を学習してもらった。ここでは身体を下記の4つの系統に分け、リラックスさせていく方法を学ぶ。
1 頭及び首肩系
2 腕系
3 脚系
4 身体系

1 頭及び首肩系

両肩を上げ、首の方へ寄せる。同時に頭皮に緊張の感じを起こし、顔の各部位及び首等、以前リラックス法で緊張の練習を行なった部位の肩から上を全て緊張させる。以上を最初は弱く、徐々に力を入れていく。全部位に力が入ったら、各部位によく気を配り、力の入れ具合が強すぎるところは弱め、力があまり入ってないところは少し強める。これらをよく行い、一つのシステムとして緊張を感じる。ある程度納得がいくまで緊張を行なったら、徐々にゆったりと緊張を解いていこう。

2 腕系

まず、手を握り締め少し力を入れ、次に、手の関節を手に力を入れたまま内側に曲げ力を入れる。順に腕の関節を内側に曲げ力を入れ、脇を締め力を入れ、肩甲骨を狭め力を入れよう。この腕の先から肩甲骨までの緊張を一つのシステムとして感じ、緊張させる。その後、ゆったりと緊張をといていこう。

3 脚系

椅子に座る。あるいは、床に座っているときはまず正座する。足の指を全部、丸めて力を入れる。次に足の裏を曲げる方向に力を入れ、足首を伸ばす。後、順に膝を曲げ、両股をしめ、尻を固く力を入れよう。これも腕系と同じように、最初は弱く、徐々に強く、各部位の力をバランスよくかけていく事。足先から臀部までを一つのシステムとして感じる事が出来たら、ゆったりと緊張を解いていこう。

4 身体系

両肩を胴体の方へ狭めるように近づけ、力を入れる。次に肩から背骨全体を前方向に丸めるように力を入れていこう。この際はあまり丸めすぎないように気をつける事。次に尻に力を入れる。これらを行い、腕・脚系と同じように全体的にバランスよく力を入れる事。そして、緊張を解いていくこと。

意識化2

学徒には最初の実践学習で意識化について学んでもらった。その後、身体に関する実践学習を続けて行ってきて、学徒は身体に関して少しずつでも、繊細な感覚を育んできている事と思う。そこで、ここでは再度、意識化の実践学習を行ってもらおう。学習の実施方法自体は、STEP1の意識化の学習法と同一である。この意識化の実践学習を再度行うことによって、学徒には身体の微細な情報を、より感じ取れるようになってほしい。

リラックス法3

「コンビネーション」

・人間の筋肉は、基本的に息を吸うときに硬く、息を吐くときに軟らかくなる性質がある。ここでは、その性質を利用し、システムリラックスの応用を兼ねて一呼吸ごとにリラックスを速やかに行なう方法を実践学習する。

1 まず大きく息を吐いてしまう。それから、息を吸い込みながら、システムリラックスの頭及び首肩系の緊張を速やかに行なおう。息を吸い込んでしまうまでに全部位の緊張を終える事。少し息を止め、その間に緊張している各部位の緊張をよく感じる。次に息をゆったりと吐きながら、各部位の緊張を息の流れと共に解いて行こう。

2 同じく、息を吐いてしまう。次に息を吸い込みながら、腕系を徐々に緊張させていこう。息を吸ってしまったら一時止め、腕系各部位によく気を配る事。そして、息を吐きながら、緊張を解いて行こう。

3 息を吐く。吸い込みながら、脚系を緊張させる。息を吸っておわったら、脚系各部位の緊張をよく感じ、息を吐くとともに、緊張を解いて行こう。

4 息を吐く。吸い込みながら、身体系を緊張させる。息を吸っておわったら、身体系各部位の緊張をよく感じ、息を吐くとともに、緊張を解いて行こう。

視点制御

ここでは、視点の調節の制御を学んでもらう。まず、自分の部屋の壁に1mx1m くらいの白い無地の紙(模造紙など)を貼り、視点調節用の空間を用意する。次に、壁から腕をいっぱいに伸ばした距離くらいのところに座る。腕を壁の少し前くらいの距離に伸ばし、人差し指をたて、その指の先を見つめる。そして、人差し指に注意を保ちながらも、その指の周りの空間を見る事。今はまだ指が壁に近く、壁に目のピントがあっているので、壁は正常に見えるであろう。

人差し指に注意を保ちながらも、その周りの空間を認識出来る事を確認したなら、人差し指を徐々に自分の顔の方に近づけていってほしい。その際は決して人差し指から自分の視点をそらさない事。そして、人差し指を近づけていく際、人差し指に注意を保ちながらも、その周りの空間に注意を払い、指が移動するにつれ指の先の壁、及び指の周りの空間が、どの様にぼやけてくるかをしっかりと観察する事。

仕上げに、指を使わずに目のピントを壁から目のすぐ前まで自在にずらす事を練習する。その際、どの距離の状態でも視点のピントを一定時間、保つ練習をする事。

一点集中

この先の神秘行の実践学習を行うときに重要となるのが「集中」である。集中の実践学習法にもいろいろあるのだが、そのうち、ここでは、まず一番単純で行いやすい「一点集中」という方法について書いていく。まず何か、短時間で変化しない、集中しておける対象を用意する事。例えば、鉛筆の先とか、自分の指の先、家の壁の一点とか等が良いであろう。

対象が決まったら、アラームか目覚し時計をセットする。この練習を始める最初は1分くらい、次から2分、3分という様に時間を増やしていって、最終的には10分くらいまで増やすようにする。

実際の方法としては、アラームをセットしたら、それが鳴るまで、ただじっと選んだ対象に集中するものである。その際、心のおしゃべりとか、他の事を考えたりとかは一切しない。ただ、じっと対象物を見つめること。

アーサナ

ここでいう「アーサナ」とはヨガにおいて「座法」を意味する言葉である。元々は瞑想を実践しやすい快適な「座り方」という意味での言葉であったが、ハタ・ヨーガが生まれて以降、様々な体位(ポーズ)も意味する言葉になった。

ここでは、基本的なポーズを学習してもらう。まずは床に座り、以前のSTEPで学習した半跏趺坐、あるいはあぐらに足を組む。背骨をなるべく真っ直ぐに立てたまま、息をゆっくり吸いながら、右後ろへ身体の腰から上をゆっくり回す。この時、手は床につけても良い。体がこれ以上回らなくなる「少し手前」で止める。決して無理に回そうとしない事。続いて視線を真後ろに向けて、息をしばらく止めて、そのままの姿勢を保つ。この時、背骨に意識をかける。そして、ゆっくり息を吐きながら身体を元に戻す事。少し休む。

次は背骨をなるべく真っ直ぐに立てたまま、息をゆっくり吸いながら、逆に左後ろへ身体をゆっくりひねる。視線を真後ろに向けて、息をしばらく止めて、そのままの姿勢を保つ。ゆっくり息を吐きながら身体を元に戻す事。少し休む。

次に息をゆっくり吸いながら、身体をゆっくり前に倒して両足のつま先に手をつける。つかない場合は、前に倒せるところまで倒して手を伸ばす事。息をしばらく止めて、そのままの姿勢を保つ。ゆっくり息を吐きながら身体を元に戻す。少し休む。

次に息をゆっくり吸いながら、ゆっくり身体を後ろに曲げていく。この時は両手を腰に回してもいい。息をしばらく止めて、そのままの姿勢を保つ。ゆっくり息を吐きながら身体を元に戻す。以上をワンセットとする。

軟酥の法

この段階では学徒に「軟酥の法」という瞑想法を実践学習してもらう。


一人きりで静かに瞑想を始める。頭の上に卵みたいな形の「酥(そ)」と呼ばれるものをイメージする事。"酥"がわからなければ、卵のような形をし、清らかな光を放ったバターのような、良い香りをした秘薬が頭の上に乗っているとイメージする事で代用する。

”酥”あるいはエネルギーの固まり(以下、共通して酥と呼ぶ)が頭の上に乗っているのをイメージ出来たら、酥はとても軟らかいため、やがて自分の体温で段々と溶けてくるようにイメージする。酥はだんだん胴体を下に降りていき、それと共に、体の中から全体的に悪いところが酥に吸い取られ、活力が湧き出てくるのをイメージしていく事。

逆向き瞑想

この実践学習は、毎晩、寝る前にその日に起こった出来事を逆向きに思い出していくという瞑想法である。

一日の全ての事を済ませて、布団に入ったら、すぐ前に自分が行ったことからはじめて、その前にした行動を順々にビデオの逆戻しを行うように映像を思い描いて思い出していってほしい。この瞑想法は、なるべく言葉で考えて思い出さず、あくまで、イメージを主体に思い出していくようにする事が重要である。そして、それを朝起きるところまで続けたら、この瞑想を終えよう。

自己観察

ここでは、「自己観察」という実践学習を行ってもらう。この「自己観察」とは、普段の生活の中で暮らしている「自分」を見る「自分」というものを常に「意識する」実践法である。

この際に注意する事としては、「自分を見る」自分を意識するといっても、その自分は自分の行動を分析や批判するのではなく、ただ、ありのままに「見るだけ」を心がけることだ。話をしているときも、食べているときも、怒っているときも楽しんでいるときも、常にそうした自分を見る自分を意識するようにしてみてほしい。

閃く色彩

「閃く色彩」とは、色彩の補色残像という生理現象を利用した実践学習法である。下にある図形を、プリンタなどで外側の円を10cmくらいの大きさにして打ち出す事。パソコンの画面の画像をそのまま使っても構わない。

図像を選んだら、体をリラックスさせ、ゆったりと呼吸しながら図形を眺めていく。その際は図形を見つめるのでは無く、ちょっと眼の焦点をずらし気味にしながら、図形を眺めていくこと。リラックスと集中が上手く行えていれば、やがて、意識がボーッとして、図形の色と色の境界線に閃光が走ったり、チカチカしたり、普通に図形を見ているのとは違う現象や感覚を経験するだろう。これを「色彩が閃く」という。学徒はこの時の自分の意識の状態を覚えておいてほしい。


「閃く色彩の図像」






「能動瞑想」

「能動瞑想」とは、ある一つの対象物を元に、思考を連鎖・発展させていく瞑想法である。この瞑想を行う際には、まず、瞑想の対象となる主題を選ぶことから始める。学習の多くは象徴を用いることになるであろう。象徴を決めたら瞑想に入る。

意識がゆったりとしてきたら、目を瞑った状態で目の前に自分が選んだ象徴主題をイメージし、それについて色々と考えていくのだ。ここでは、学徒は何か一つ主題となる事柄を選んで、上記の能動瞑想を行ってみる事。

「受動瞑想」

「受動瞑想」とは、ある一つの対象物を思い浮かべ、言語思考をやめて心をいわゆる受け身の状態にして、その対象物に関わる勝手に浮かんでくる「イメージ」や感覚を認識・理解・記憶していく瞑想法である。

この瞑想を行う際にも、能動瞑想と同じようにある一つの対象となる主題や象徴を選ぶことから始める。主題を決めたら瞑想状態に入り、主題に絡む様々なイメージが湧き上がるのを眺めていくこと。特に、この瞑想法を行う際は言語思考を使わないこと。あくまでもイメージを眺めていくのだ。

ここでも、学徒は何か一つ主題となる事柄を選んで、上記の受動瞑想を行ってみる事。

感覚制御(視覚化)

意識の制御を効果的に行うためには、五感の制御が必要になる。ここでは、まず五感の制御の第一歩として視覚を対象とした「視覚化」という技法を学習していってもらおう。


まず最初は単純な線形を空間に投影する方法から始める。この学習をはじめるために、学徒には30センチ四方くらいの黒い紙(画用紙など)を用意してほしい。用意できたら、黒い紙を、下に置くか壁に貼るなどする。次にその上(前)5cmくらいのところに指で直線を描いていこう。その時、自分の指の軌跡にそって、何も無い空間に白い線が引かれていくのをイメージすること。

自分の指を使って、単純な直線を視覚化することに慣れてきたら、次は指を使わずに、意識のみで線を引いて、それが在るように感じれるようになる事。黒い紙を使う学習に慣れてきたら、次は何も無い空間に、こういった幾何学的図形を投影する方法を練習する。

感覚制御(視覚化2)

ここでは引き続き、視覚化の実践学習を行う。学徒には前の段階で単純な直線を視覚化してもらう事を学習してもらったが、この段階では、直線を組み合わせた線形、幾何学的な図形を視覚化してもらおう。

幾何学的図形の視覚化と言っても、特別な方法が必要な訳では無い。実際のやり方については、前回の視覚化の延長上にある。まずは三角形から視覚化してみよう。方法は前回と同じように指で直線を引く。そして、今度はその後、続けて角度を変えて線を引いていき、最終的に三角の図形を描くのだ。三角形が描けたら、その後は様々な幾何学図形の視覚化に移る事。

サインについて

AM統合神秘行の学習においては、実践学習中(特に儀式など)に「サイン」という、身体を特定の形に動かす事が重要な意味を持ってくる。このSTEPでは、その数あるサインの中でも、特にGD団でその学習の初期から学ぶ事になっていた「ホルス」と「ハーポクラテス」のサインというものの学習を行ってもらおう。

ホルスのサイン

まず両手両足を揃えて「気をつけ」の姿勢で立つ。次に左足を一歩前へ出し、両手を頭の上に球があるように思って、それに触れる。次に両手を手のひらを下にしながら前に出し、頭を少し屈め両手の間から前方を見る事。

ハーポクラテスのサイン

このサインはホルスのサインから行う場合と、単独で行う場合で細かいところが異なる。ホルスのサインと対になって行う場合は、ホルスのサインから引き続き、両手を脇に戻し、左足を戻して両足を揃え「気をつけ」の姿勢を取り、左足で一度足踏みをする事。次に左手の人差し指を下唇にあてる。このサインを単独で行う場合は、最初に気をつけの姿勢を取り、左足で一度足踏みをする。その後は同様に次に左手の人差し指を下唇にあてるものとなる。

主への祈り

このSTEPでは学徒に、「主への祈り」を学習してもらおう。この学習は読んで字のごとく、「主」への祈祷、崇拝の行動である。この祈祷の方法はGDで行われていたものから来ている。

まずは、これまで同様一人きりになれる状況を確保する。そして、学徒は下記を行うこと。


・東を向き、神の立位で直立。

・唱える
「聖なるかな、汝。宇宙の主よ!」

・唱える
「聖なるかな、汝。自然の造らざるものよ!」

・唱える
「聖なるかな、汝。広大にして強大なるものよ!」

・唱える
「支配せしものよ。光と闇を!」

感覚制御(視覚化3)

ここでは視覚化のさらに進んだ実践学習を行ってもらおう。学徒にはこれまで、「線」で描かれた図形を主に視覚化として学習してきてもらった。ここでは、目の前に「面」で描かれた図形を目の前に視覚化してもらう事になるのだ。

方法自体は、特にこれまでと変わりはない。ゆったりとした環境で、今までは指で線を描いて視覚化をはじめていたのを、今度は意識で直接図形を空間に描いてみよう。

二重力の棒の作成

ここでは学徒に「二重力の棒」という魔術道具を作ってもらう。「二重力の棒」とは、現在のGD伝統研究の第一人者として有名なキケロ夫妻がその書籍で提唱した、汎用的な「魔術的棒(マジカル・ワンド)」の一種である。

「二重力の棒」といった名前を聞くと、何か凄いものを思い浮かべる方もいるかもしれないが、実態は手頃な大きさの棒を半分を白色、半分を黒色に塗料を塗っただけの棒である。しかし、秘儀的学習が進んだ学徒がこれを用いると白色の部位は秘力を呼び出し、黒色の部位は秘力を退去させるのに、とても有益な道具となり得る。

学徒は太さ1.5センチから2センチぐらい。長さは40センチくらいの木の丸棒を用意すること。ホームセンターで手頃な長さの棒を買うか、その長さの棒がない場合はカットしてもらうと良いだろう。棒を入手したら、その棒は片側半分を黒い塗料(アクリルかエナメル)で塗り、もう半分を白い塗料で塗る。よく乾かしたら、後の実践学習で使用するので大切に保管しておくこと

オーラ視について

この段階では学徒にオーラ視についての実践学習を行ってもらう。最初の学習は自分の部屋で行うのがいいだろう。自分の全身が映るくらい、あるいは、少なくとも上半身が映るくらいの大きな鏡を用意してほしい。そして、白色系の単色の壁を背に鏡を見れるような形にする事。室内の採光加減は少し薄暗いくらいを準備すること。

実際の方法としては、まず単色系の壁を背にして、自分を鏡に写す。その後、自分の姿を見る。そして、少し目の焦点を遠いところを見るような感じでずらすこと。上手く行けば、この時点でも自分の周り数センチくらいを取り巻く霧のような光のようなかすかなボヤーっとしたものを見ることができるだろう。これがいわゆる内層オーラと呼ばれるものである。もし、駄目な場合は目の焦点をさらにずらしたり、意識をもっとぼーっとする。あるいはリラックス法や呼吸法をしてみるなど、いろいろな方法を試してみること。

オーラ視について2

このSTEPでは外層オーラを見る学習まで行ってもらおう。まず、内層オーラを見た環境と同じ環境を用意すること。そして、内層オーラを見ている状態に持っていく。次に何も考えずにゆったりとしたリラックス状態を保ちながら、内層オーラの外側を目で見ながら同時に意識で感じてみる事。内層オーラの外側を意識で感じていってみてほしい。上手く行けば、体の外側に腕を伸ばしたくらいの距離で、自分の周りを取り巻くような感じで薄い霧のような微細なものが見えると同時に、その感覚も感じられるだろう。この微細な感覚を上手く捉える事が出来たら、それをよく覚えておいてほしい。


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